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石田恵海とひらばるれなの「ぺちゃくちゃ交換日記」石田恵海とひらばるれなの「ぺちゃくちゃ交換日記」

毎日のメシ事情

平原 礼奈 │ 2021.12.03

恵海さんの幸せの循環の作法、友でも仕事でもあらゆる関係性において同じことがいえるなぁと思いました。私も大切にしたいです。

12月ですね。今日は、師走であろうが毎日必ずやってくる3度のメシについて。恵海さんは日々のごはんづくり、どんな気持ちで臨んでますか?

私は憂鬱が8割です(笑)特に夜ごはん。何がって、作る前段階の、献立決めて買い出しするまで。それから仕事を切り上げてキッチンに向かう瞬間。大抵もうちょっとやりたいって思ってるから魂が引きちぎられそうになります。料理するのは好きなので、包丁を握ってしばらくするとやっと自分が家庭版に切り替わる感じ。

うちの平日ごはんはレパートリーが少ない。唐揚げ、サーモンなど魚を焼いたり揚げたりしたやつ、野菜の肉巻きや肉詰め、鍋、カレーやシチューなどを行ったり来たり。どこかでスーパーのお惣菜や近所のお肉屋さんのコロッケをはさみ、たまにピザとったりしながらやりくりしております。

あなどれないのが不定期でぶっ込まれる家族からのリクエストです。最近は干し柿づくり、チーズハットグ、『ふしぎなかぎばあさん』に出てくるのと同じごはんなどの要求にお応えしました。
子どもたちも一緒につくりたがるので、汚れるし時間かかるからやだなーというのと、でもここで仕込んでおいて将来の戦力になれば……という葛藤でいっぱいになります。毎日毎食がカオス。

そんな我が家には、毎月第3火曜にあかし野菜の宅配便が届きます。段ボールを開けると、大事に育てられた野菜と一緒にその時々の季節や色彩や香りが詰まっていて、それを調理するとなぜかとても癒されるんです。生産者さんや自然から「食べることは生きること」と後押しされている気分になるし、もちろんとってもおいしくて。

今週、久しぶりに明石さんに会ったときに「食卓がすべてのまんなかにある」というお話をしてくれました。たしかに、ほんとに。あぁ、うちの食卓を支えてくれているあらゆるものに感謝して、ギリギリセーフでも守っていきたいなぁと、襟を正したのでした。

ところで明日でやっと2週間、干し柿が食べ頃を迎えます。実は食べるの初めてなので、とても楽しみ!

ぺちゃくちゃ交換日記
-都会と田舎でそれぞれ子育てしながら暮らす、ふたりのワーキングマザーの七転八倒な日常を綴る日記-

2021.12.03 ばる 毎日のメシ事情
2021.11.17 エミ 幸せの循環の作法
2021.11.05 ばる あたりまえの前に
2021.10.15 エミ 答・べきことべきじゃないこと
2021.10.01 ばる べきことべきじゃないこと
2021.09.15 エミ 過去のわたしは、いまのわたしを
2021.09.01 ばる 娘と戦争とトットちゃん
2021.08.15 エミ 学びと暮らしがつながる瞬間
2021.08.01 ばる 40歳、童心に還る
2021.07.15 エミ 田舎で子育て、驚いたこと3選
2021.07.01 ばる 都会の子育て、驚いたことランキング
2021.06.15 エミ 彼女の記憶の旅
2021.06.01 ばる 体験する自然と日常の中の自然
2021.05.14 エミ 子育て新章
2021.05.01 ばる 好きを耕す
2021.04.14 エミ 「もっと、わたしたち」計画
2021.04.01 ばる ふるさとの挑戦
2021.03.15 エミ ものがたりと知性とユーモアと
2021.03.01 ばる 卒園とハハ友
2021.02.15 エミ 過去にとらわれず、成長を恐れず、歳をとる
2021.01.05 ばる おこだわり! 
2021.01.15 エミ ご無沙汰してます! Twitter
2021.01.05 ばる 2021
2020.12.15 エミ わたしたちがレストランで在ること
2020.12.02 ばる 次の人たちに
2020.11.16 エミ 開拓者魂たちの気配
2020.11.03 ばる 紅葉と体験を探しに
2020.11.02 エミ 秋深まり、田んぼにのぼり⁉

交換日記は月のはじめと真ん中頃に往復する予定です。

研究員プロフィール:平原 礼奈

mazecoze研究所代表
手話通訳士
「ダイバーシティから生まれる価値」をテーマに企画立案からプロジェクト運営、ファシリテーション、コーディネートまで行う。
人材教育の会社で障害者雇用促進、ユニバーサルデザインなどの研修企画・講師・書籍編集に携わった後に独立。現在多様性×芸術文化・食・情報・人材開発・テクノロジーなど様々なプロジェクトに参画&推進中。

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