English
石田恵海とひらばるれなの「ぺちゃくちゃ交換日記」石田恵海とひらばるれなの「ぺちゃくちゃ交換日記」

開拓者魂たちの気配

石田 恵海 │ 2020.11.16

オンライン開催の商店街フェス、どうだった? こちらもイベントが次々と中止になったり、オンラインになったりしているよ。そんななかでも、リアル開催の選択をしたイベントもあって、そのひとつが清里で開催された音楽フェス「ハイライフ八ヶ岳2020」。フェスが軒並み中止を選択するなか、規模を縮小することなく、9月に開催されました。

開催を選択して実行するまでには、何度もバトルに近い会議が繰り広げられたり、開催後2週間まで緊張感が高かったり、といったムネアツエピソードを運営メンバーから聞いているのだけど、中止の決断なんてカンタンにできてしまう空気のなかで実行できたのは、開拓者魂が今でも息づく「清里」だからこそじゃないかな、なんて思っている。

で、同じ清里で3月開催予定なのが、弊袋が実行委員長を務める「北杜シェフズバル」という食のイベント。極寒の時期に、野外に!八ヶ岳のシェフたちが集まって、八ヶ岳の材料でとびきり美味しい料理を提供するという酔狂なイベントなのね。シェフたちが運営から行うシェフが主役のイベントなんだけど、私はきっと誰よりもその会に熱い気持ちでいるんだよね。

というのも、日本の各地方で「ローカル・ガストロノミー(地域の風土、歴史、文化を表現した美食)」の潮流が生まれているなかで、山梨は俄然遅れを取っているのだけど、こちら八ヶ岳南麓は食材のレベルも、料理人たちの食の意識に関してもポテンシャルがとっても高いと思っているから。

北杜シェフズバルは来年2021年で開催4回目になるのだけど、このために遠方から来てくださる方も増えているので、八ヶ岳のシェフたちの「おいしいちから」をもっとたくさんの方に知ってほしいという想いで臨んでいます。

9月上旬、参加シェフや運営スタッフ一同で、来年2021年のシェフズバルを「やるかやらないか会議」をして、やる!という決断をしたんだ。だけど、先日実施したシェフズバル実行委員会の会議(写真はその時の様子)で、ハイライフ運営メンバーのからハイライフ開催報告を聞いて、バル開催にどう生かそうかと考えていると、ざっと考えただけでも①受付の人員を増やす必要性 ②人数制限する必要性 ③フィジカルディスタンスの注意促しの必要性などなど、コスト増と人材確保の課題がありありと見えちゃってさ。思わず「来年は開催やめとく?」と言いそうになるのを何度も喉元で寸止めたよ(笑)。

でも、やると決めたからには、最善のコロナ対策と最高のアイデアを練ってお客さまをお迎えしたい! その気持ちは実行委員のシェフたちみんな同じだと思うから、会議でも未来を感じる楽しいアイデアが次々と出て、すでに素敵な「北杜シェフズバル2021」になる予感がしているよ。どこかで清里の開拓者魂が見守ってくれているような、そんな気配を感じながら。

ぺちゃくちゃ交換日記
-都会と田舎でそれぞれ子育てしながら暮らす、ふたりのワーキングマザーの七転八倒な日常を綴る日記-

2020.11.16 エミ 開拓者魂たちの気配
2020.11.03 ばる 紅葉と体験を探しに
2020.11.02 エミ 秋深まり、田んぼにのぼり⁉

交換日記は月のはじめと真ん中頃に往復する予定です。

研究員プロフィール:石田 恵海

つくるめぐみ代表
得意なテーマは自ら実践する「田舎暮らし」「女性の起業」「自由教育」。八ヶ岳ガストロノミーレストラン「Terroir愛と胃袋」女将であり、「自分らしい生き方」などをテーマとした編集・ライターでもあり、三兄弟の母でもあり、こどもたちをオルタナティブスクールに通わせている。「誰もが、オシャレしてメシ食って恋して仕事して、最期まで自分を生きられる、自立した社会づくりに貢献すること」を理念に活動。2020年より古民家一棟貸しの宿、棚田を愛でながらコーヒーを楽しむカフェ・ギャラリーも開業する。
Terroir 愛と胃袋

「石田 恵海」の記事一覧を見る

ページトップへ戻る