過去にとらわれず、成長を恐れず、歳をとる

おこだわり！ あるよねー。三男の洋服選びがちょうど爆発期だよ。このおズボンはいやだ。長袖パンダちゃんはいい。シマシマはいやだ。でもシマシマシマシマならいい（上下ボーダー柄の服を着ることを表す我が家語）とかね。ファッションアイテムって各家庭でオリジナルな呼び方があるよね。

先日2月13日でわたしは47歳になったのだけど、ちょうど日が13日に変わってすぐ、中学校時代からの大好きな友人、井上愛ちゃんからバースデーLINEが届いたんだよね。愛ちゃんからのLINEってだけで、もうわたしにはサプライズなのだけど、彼女と言葉のやりとりをするのは実に4年ぶりくらいなので、お互いの近況報告が止まらない、止まらない。

愛ちゃんは同級生だけど、東京の中目黒で「cafeREDBOOK」というカレーが名物のカフェを20年くらいしていて起業家としては先輩。しかも、名古屋で事業をするおかあさんの会社を引き継いだというんだよね。そこから「過去の自分にとらわれないで、成長していくことを恐れないでいようと思ったら、お店と会社の経営が両方できるようになった」と言っていて、すっごいよくわかるー！と、画面のこちら側で鼻が取れそうになるくらいにうなづいちゃった。

「自分の身の丈でできること」ももちろん大切なのだけど、事業を続けていくには、ちょっと背伸びをしていくタイミングって絶対に必要で、これまでの自分のやり方や成長への恐れに躊躇していたら、市場からハシゴ外されているのに気づかない可能性だってある。

事業をしていると、何にこだわり、何へのこだわりを捨てるか。その選択ばかりで、こんなおとななことばっかりする自分じゃないんだけどなーと思うことがあるけれど、それに対して「こんな時間全部おとな、みたいなことばっかりやっていたら、こどもの自分がいなくなっちゃうと不安を感じていたけれど、別に本質的な性格が変わるわけではないし」という表現をする愛ちゃんがあまりにも愛ちゃんらしくて、彼女の言葉どおり、本質的に中学生時代と全然変わっていない愛ちゃんを感じることができて、素晴らしい誕生日の1日のはじまりを実感しました。

夜には長男と次男が大掃除してくれたリビングで、わたしが大好きな海老料理を夫が振る舞ってくれて、「むっくんが運ぶ！」と三男がこだわっていたケーキに火をともし、次男は最近夢中のダンスを披露してくれました。しあわせすぎて、おいしすぎて、涙流しながら大好きなシャブリのシャルドネをたくさん飲んじゃった。そして、翌日は二日酔い！　

近頃、ばるさん、ワイン飲んでる？　ソムリエ資格を目指してワイン勉強会をお店のみんなでしているので、地図を見ながらワイン飲んだりして、ワインがより楽しくなってきた近頃だよ。