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石田恵海とひらばるれなの「ぺちゃくちゃ交換日記」石田恵海とひらばるれなの「ぺちゃくちゃ交換日記」

始めますと終わります

平原 礼奈 │ 2023.01.11

明けましておめでとうございます!
年末は福岡に帰省して、年始から愛媛の実家でのんびり過ごしました。楽した分いつもの暮らしに戻るのがたいへーん。

この時期は仲間たちの始めますと終わりますにふれる機会が多いですね。
「起業します」「転職しました」「こんな取り組みを始めます」とか、「高齢になり今年で年賀状を終わりにします」「店を閉めることにしました」とか。わくわくや不安や寂しさやいろんな気持ちが入り混じっているんだろうなーと、それぞれの決断にぐっときて、自分の心も洗われるようで、勝手ながら応援しています。

始まりと終わりの間にある「続ける」ことについても最近よく考えます。
娘たちのバレエの先生が「続けるのって難しいけど、ただ続けるだけで信頼は確実に積み重なります」とおっしゃっていて、ほんとにそれだなと。 あきらめない、やり抜くだけでもそれが経験となり実績となり自信となって、唯一無二の自分になっていく。自ずと人や情報が集まってくるし、挑戦できることも増えるし。
何かを続けて来た人の「いまだから書けるけどあの頃は」とか「これがあったからいままでやってこれた」みたいなお話を読んだり聞いたりするのが勇気づけられるから好きです。

私はというと昨年勇気を出して色々やめたのですが、改めて感じたのは、続けるというのは組織やプロジェクトではなく個に属していて、なにかをやめてもそれへの思いがあれば、形を変えても続けられるんだなと。そしてまた細々とでも時間を空けてでも行動していれば、新しいつながりが開いていって。

ちなみに自分がずっと続けられているのは、書くことと手話です。この二つが人生にあることで得られた出会いと気づきがどれだけ多いことか。あと個人事業主11年、ダンス10年、mazecoze7年、これらもわりと続いているかも? 結局は好きなことしか続かないんだなぁ。

mazecozeもありがたいことにやりたいことが泉のように湧き出てくるので、今年もしぶとくゆるく続いていきそうです。 2023年もどうぞよろしくお願いいたします!

ぺちゃくちゃ交換日記これまでの記事
-都会と田舎でそれぞれ子育てしながら暮らす、ふたりのワーキングマザーの七転八倒な日常を綴る日記-

研究員プロフィール:平原 礼奈

mazecoze研究所代表
手話通訳士
「ダイバーシティから生まれる価値」をテーマに企画立案からプロジェクト運営、ファシリテーション、コーディネートまで行う。
人材教育の会社で障害者雇用促進、ユニバーサルデザインなどの研修企画・講師・書籍編集に携わった後に独立。現在多様性×芸術文化・食・情報・人材開発・テクノロジーなど様々なプロジェクトに参画&推進中。

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