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ダイバーシティの物語を積み重ねてきたみなさんと、パラリンピックのはじまり

ひらばる れな │ 2021.08.25

「WE HAVE WINGS(私たちには翼がある)」パラリンピック開会式!

こんにちは。
mazecoze研究所のひらばるです。

東京2020パラリンピック、昨日開会しましたね!
開会式は途中までしかリアルタイムで見られなかったので、今朝見逃し配信を。

親しい、懐かしい顔ぶれがずらりと画面にあらわれて、その晴れやかな表情に、思わず身を乗り出してしまいました。

開会式のコンセプトは「WE HAVE WINGS(私たちには翼がある)」。
パラリンピック選手のように、逆風でも「勇気を出して翼を広げることで、思わぬ場所に到達できる」という意味が込められているのだそうです(ボラサポwebより

そのコンセプトがあとからあとからやさしくもダイナミックな風に乗って迫ってくるような、そんな気分になる式典でした。

パラリンピック開会式や、映像作品、聖火ランナーなどに関わられた方々には、mazecozeで取材したりプロジェクトをご一緒した方々もたくさんいらっしゃいました。
多様性について、共生社会についてずっと前からアクションを起こし、取り組みを継続してきた方々です。

さらに、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の中で、それぞれの発表の日を迎えるために、並大抵ではない努力をされてきたと拝察します。
みなさんのご活動を振り返りながら、昨日の感動をじっくり味わいたいなと思い、ここにまとめてみます。

ぐろさん、パラリンピック開会式にも出演!

まずは、mazecoze研究員のぐろさん
なんと、パラリンピックでも開会式に出演されていましたー!(あれ、ぐろさん?と思ったらやっぱりそうでした)

ぐろさんからは、
「昨晩はホントに日本のマイノリティ界隈の底力を、世界に発信できた記念すべき式典だったと思います」
というメッセージと写真をご提供いただきました。

ぐろさんとオリパラボランティアについて聞きに、日本財団ボランティアサポートセンターさんを訪ねたのは2019年のこと(記事は2020年に公開)。

そのときにはコロナで世界が今のような状況になるとは思いもしなかったのですが、関係者の方が思いを込めて進めている「全員参加型ボランティアの基盤づくり」についてのお話をうかがいました。

その後、ぐろさんはオリンピック聖火ランナーを務められ、経験した人にしかわからない、おもしろくて学び深い体験記も寄稿してくれました!

そして昨日の開会式。いろんな切り口からオリンピック・パラリンピックに関わり、その中で得た気づきを共有してくれているぐろさん、すごい!

ステージアドバイザーの栗栖良依さんとSLOW LABELのみなさん

開会式のステージアドバイザーは、栗栖良依さん
演出家と演者をつなぐ重要な役割を担われたそうです。

以前栗栖さんのワークショプに参加させてもらったことがあるのですが、そのときにご一緒したSLOW LABELのみなさんも、開会式にたくさん出演されていました!
舞台裏では、色々なスペシャリストのみなさん(インクルーシブプロジェクトマネージャーさん、アクセスコーディネーターさん、手話通訳者さん、フィジカルトレーナーさんなどなど)もご活躍だったのだろうなぁ。

栗栖さんのイベントを取材したときに教えてもらった、エンタメとダイバーシティのお話もとっても勉強になり、改めて読み返しています。

君が代斉唱の佐藤ひらりさん、MAZEKOZEアイランドツアーの東ちづるさん

そして、君が代を斉唱された、シンガーソングライターの佐藤ひらりさん

ひらりさんの声が開会式の会場に流れたとき、2016年に東ちづるさんへのインタビューではじめてその美しい歌声を聴いて鳥肌がたった日のことを思い出しました。

東さんも、多様性と共生社会の実現をテーマにした東京2020 NIPPONフェスティバル公式文化プログラム映像作品「MAZEKOZEアイランドツアー」を手掛けられています。

まぜこぜの世界がわいわい楽しく展開されながら、さまざまな問いが投げかけられていて、そしてとっても芸術的で、感動しました。
まぜこぜってやっぱり素敵な言葉だなぁ(まぜこぜという共通点で東さんともつながれたのでした。詳しくはぜひ上の記事もご覧ください)

東京2020 NIPPONフェスティバル
ONE -Our New Episode- Presented by Japan AirlinesMAZEKOZEアイランドツアー

ジェンダー・年齢・国籍・障がいの有無など様々な個性・特性のあるアーティストやエンターティナー等のアートや音楽、パフォーマンス。それらが繋がり交じり合う島々を巡り、「まぜこぜ=多様性」を可視化。 それはまさに共生社会の居心地の良さに気づく旅。この「MAZEKOZEアイランドツアー」によって、視聴者は自分と同じ人などひとりもいないということに気づくことにもなり、共生社会の実現にむけた 「きっかけ」「出会い」「共鳴・共感」へと誘う物語。(Tokyo2020公式サイトより

MAZEKOZEアイランドツアーには、ひらりさんも、パラリンピック開会式に出演したパフォーマーの方々もたくさん登場されていました!
デフダンサーで、maze研メンバーに手話を教えてくれていたemiさんも^^

“Share Your Light” 當間さんがパラリンピック聖火ランナーを選んだ理由

東京2020パラリンピック聖火リレーのコンセプトは、「Share Your Light / あなたは、きっと、誰かの光だ。」

以前、ヘアドネーションについて教えてくださった、ヘアサロン55JET代表の當間紀之さんも、パラリンピックの聖火ランナーを務められたとご連絡くださいました!

実は、オリンピックの聖火ランナーにも推薦をいただいていましたが、やはり ヘアドネーション活動においてパラリンピックの方がしっくりきますね。

周りの目を気にしてウィッグをつけるのではなく、おしゃれ・ファッションとしてのウィッグでありたい

ウィッグをつける選択肢、ウィッグをつけなくてもいい選択肢、そんな自由のある多様性を認め合う社会

子供たちにウィッグを提供している身でありながら、そんな理想を実現できるよう進んでいきたい

これからもヘアドネーションにご協力お願いします

全ては子供達の笑顔のために、、、、、。

55JETさんFBページより一部引用

當間さんにお話をうかがった、ヘアドネーションのことも、もっとたくさんの方に知っていただきたいなと思います。


それにしても今日は、「パラリンピックのここがよかったー」「友達がでてたー」って、あっちのスレッドでもこっちのメールでも盛り上がりました。
SNSでも仲間達の「実は開会式で踊ったよ」とか、「ボランティアで参加してます」というコメントが続々と。

多様性あふれる場から、多様性ある社会に向けたそれぞれのメッセージ。
みなさんが地道に日々を重ねて見せてくれた世界をしかと受け止め、自分の中にも育みたいと思います。

そして、これからはじまる東京2020パラリンピック競技大会でも、アスリートのみなさんを心いっぱい応援したいです!

研究員プロフィール:ひらばる れな

mazecoze研究所代表・編集長
「ダイバーシティから生まれる価値」をテーマに企画立案からプロジェクト運営、ファシリテーション、コーディネートまで行う。
人材教育会社にて障害者雇用促進、ユニバーサルデザインなどの研修企画・講師・書籍編集に携わった後に独立。
ダイバーシティプランニングを行う「hullabaloo」代表、ソーシャルデザインのしくみをつくる「PReNippon」共同代表、ノウフクPROJECTファシリテーター、久遠チョコレート広報など、様々なプロジェクトを推進。

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