聴覚障害者向け「職場ハラスメント対策パンフレット」制作に向けて|NPOインフォメーションギャップバスターがクラウドファンディング実施中【4/26まで】
目次
「情報格差」の解消を目指す、NPOインフォメーションギャップバスター
こんにちは。
mazecoze研究所です。
情報格差やコミュニケーションの問題によって、仕事や生活に困難を抱えている人々を支援する目的で設立された特定非営利活動法人 インフォメーションギャップバスター(以降IGB)理事長の伊藤芳浩さんより、お知らせをいただきました。
伊藤さんは、mazecoze研究所手話部でもご活動のお話をしてくださっています(インタビュー動画、編集中です🙏)
IGBでは、労働、生活、文化など様々な分野において、【コミュニケーション・情報バリアを解消して、一人ひとりの価値を最大に発揮できる調和した社会を創る】ために、ろう・難聴者を中心とした約100名のメンバーが、多様なプロジェクトを展開しています。
職場におけるハラスメント対策パンフレット制作のためのクラウドファンディング
その中の「聴覚障害者雇用・労働ハラスメント・差別調査チーム」が、現在クラウドファンディングCampfireに挑戦し、職場におけるハラスメント対策パンフレット制作のための資金を集めています。
>クラファンページ【聴覚障害者向け】ハラスメント対策のパンフレットで快適な職場環境を増やしたい!
>手話による概要説明
「【聴覚障害者向け】職場ハラスメント対策パンフレット」を通して、聴覚障害者がもっと安心に・安全に・快適に働ける環境を増やすことを目指します。
弊団体には、「聞こえない」ことが理由で、職場で嫌がらせや差別を受けた聴覚障害者からの相談が多く寄せられます。
苦しい気持ちをただ一人で抱えるしかなかった方々に、私たちができることは何かを考えた結果、啓発パンフレットを作成し、聴覚障害者がもっと快適に働ける環境を実現したいと強く思い、当プロジェクトを設立する運びとなりました。《パンフレットの内容》
✩「聴覚障害当事者」としてできることは何か?
✩職場の聴覚障害者と協働するためには、「職場」で何が必要なのか?
✩聴覚障害者が差別を受けたらどうすれば良いか?《パンフレットの配布形式》
インフォメーションギャップバスター クラウドファンディングページより引用
完成したパンフレットは、紙媒体やPDF形式にて、無償で配布いたします。
クラウドファンディング実施期限は残り3日、2024/04/26 まで。
職場のコミュニケーションバリアをなくし、安心して伝え合える環境を整えることは、聞こえない人の活躍を後押しすることはもちろん、一緒に働くすべての人や、社会全体にとっても、安心で持続可能な場づくりをすることにつながっていくのではないでしょうか。
ぜひ、プロジェクトに関心を寄せていただけましたらうれしいです。