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「ほしいもの創出プロジェクト」 はじまりに寄せて。



社会に小さな価値を起こす実験をはじめます!

こんにちは。mazecoze研究所のひらばるです。
昨年より筑波大学エクステンションプログラム「インクルーシブ・リーダーズ・カレッジ」に通っています。

様々な切り口から多様性に光を当て、問いを立て、具体的なアクションを考えることを繰り返す講座で、ダイバーシティについて学術的、実践的に学ぶ機会をいただいています。

今年の2月中旬は、筑波大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 基盤長 及び准教授でメディアアーティストの落合陽一さんの講義でした。
“現代の魔法使い”と呼ばれる落合さんが具現化、実用化する多様性を起点にしたテクノロジーの数々(耳で聴かない音楽会クロス・ダイバーシティプロジェクトなども有名)に圧倒され、猛烈に刺激を受けました。

その日からわずか1ヶ月で世界はがらりと変わり。筑波大講座も、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い休講中です。
誰もが不安と危機感を募らせながら、それぞれの生活や仕事の中で工夫を重ね、この時間を過ごされていることと思います。

こうした状況の中、mazecoze研究所ではwebメディアという特性を活かして「コンテンツづくりを止めない」ため、いろいろな方と連携しながらオンライン取材や記事づくりを進めてきました。

日々状況が変わる中で、記事を出すことに躊躇する気持ちがないわけでもないのですが……いまできることに挑戦し続けていきたいと思っています。
今日はこれからはじまる新企画のひとつをご紹介します!

「あなただけの自由を後押しする」を突き詰めてつくってみる

落合さんの講義から、思考したことを他の人が体験、実感可能な形に共有できるってすごいなぁーとしみじみ感じ、「私もああいうのしたい、何かつくりたい」欲がふつふつと沸き起こっていました。

mazecoze研究所は、「あなただけの自由を後押しする」をコンセプトに、多様な人生を切り拓くダイバーシティのミカタ(見方、味方)を探究・シェアする研究所です。
maze研のまわりにはおもしろくて多様な人たちがたくさんいるので、その視点をかけあわせれば、それぞれの自由を広げる何かを生み出せるんじゃないか。

ダイバーシティなカルチャーマガジン|mazecoze研究所


大量生産の時代は終わり、当事者性や内省を通じて唯一無二の価値を創出していける時代です。これまでの取材でもそうしたお話をたくさん聞いてきました。
社会的な不安感が強いいまこそ、mazecozeらしく、多様な自由や選択をささやかに応援していきたいし作っていきたい。よし、「mazecozeほしいもの創出プロジェクト」なるものをやってみよう!

そんなこんなで、はじめのテーマオーナー(話題提供者)は、発達障害当事者ライターでmaze研研究員の宇樹義子さんにお願いしたいと決めていました。
宇樹さんと日々あーでもないこーでもないとメッセージをしあっているのですが、いつも「え!」と思う発見や気づきをいただいており。宇樹さんの「ほしい」がもっと知りたい!

宇樹さんにぐいぐい迫ったところ「お、おぅ。。いいじゃん。やろう!」と快諾していただきまして、この度「発達障害当事者ライター宇樹義子×mazecoze研究所 ほしいもの創出プロジェクト」をスタートできる運びに。宇樹さん、ありがとうございます!

お題はIT、発達障害当事者ライター宇樹さんの視点

今回は「IT(情報技術)」にお題を定め、私からは「宇樹さんのITとの関わり方、生活の周りの違和感などを通じて、いまはまだないけどこんなのがあったらいいなというのがあれば教えて欲しい!」とお願いしてみました。

「ほしいもの創出プロジェクト」では、まず、テーマオーナーである宇樹さんから、宇樹さんご自身のことと、宇樹さんのためにを極限まで突き詰めた宇樹さんが欲しいものを提案してもらいます。
それを色々な角度から見て、問いを立て、企画を実現させるために行動し、一部始終を記事にしていきます。

たくさんの人のためのものづくりとは逆の方向へ。そうしてでてきた宇樹さん軸の何かに、もしかしたらピンとくる人がいて、誰かの暮らしをよくしたり選択肢を広げることにつながったら、それって小さなイノベーションではないでしょうか。
何かの形になれば万々歳、そうでなくてもやってみることで見えてくるものがあるだろう、という実験です。

いま、早速宇樹さんが書いてくれた文章を読んで。
「便利なモノ」の提案をイメージしていた私は、想像を超えた展開にそうきたか! と目からうろこがぽろぽろ落ちています。
便利さとは少し違うところから、分断や境界線を超えていくヒントになるかもしれない、そんな妄想を膨らませながら。

まずは、宇樹さんからの提案を、明日から2日連続で公開します!
その先に何が起こるか私たちもまだわかりませんが、mazecoze研究所の小さな挑戦を、ぜひお楽しみください!

ほしいもの創出プロジェクト プロジェクトメンバー

宇樹 義子

発達障害当事者ライター。mazecoze研究所研究員
高機能自閉症と複雑性PTSDを抱える。大学入学後、10年ほど実家にひきこもりがちに。30歳で発達障害を自覚するも、心身の調子が悪すぎて支援を求める力も出なかった。追いつめられたところで、幸運にも現在の夫に助け出される。その後発達障害の診断を受け、さまざまな支援を受けながら回復。在宅でライター活動を開始。
著書に『発達系女子 の明るい人生計画 ―ひとりぼっちの発達障害女性、いきなり結婚してみました』がある。その他、発達障害やメンタルヘルスをテーマとした雑誌などに寄稿。精神医学などについての勉強を重ねつつ、LITALICO仕事ナビなどの福祉系メディアでも活動している。
公式サイト
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くらげ

山形県出身、東京都在住のサラリーマン兼物書き。
聴覚障害・発達障害(ADHD)・躁鬱病があり、同じく発達障害・精神障害・てんかんがある妻(あお)と自立して二人暮らし。
著書「ボクの彼女は発達障害―障害者カップルのドタバタ日記 (ヒューマンケアブックス)」「ボクの彼女は発達障害2 一緒に暮らして毎日ドタバタしてます! (ヒューマンケアブックス)」があるほか、様々なコラムや記事を執筆している。
公式note
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ひらばる れな

mazecoze研究所代表

「ダイバーシティから生まれる価値」をテーマに企画立案からプロジェクト運営、ファシリテーション、コーディネートまで行う。
人材教育会社にて障害者雇用促進、ユニバーサルデザインなどの研修企画・講師・書籍編集に携わった後に独立。
ダイバーシティプランニングを行う「hullabaloo」代表、ソーシャルデザインのしくみをつくる「PReNippon」共同代表、ノウフクPROJECTファシリテーター、久遠チョコレート広報など、様々なプロジェクトを推進。
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