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2018.11.30│研究テーマ:ダイバーシティ, テクノロジー保手濱 歌織

超福祉展で見つけた“超”進化したスマートマタニティマーク

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こんにちは。保手濱です!
以前ご紹介したIoTなマタニティマーク、覚えていますか?

組織にいながら社会を変える!まぜこぜな会社員チームが作った「やさしさIoT」 http://mazecoze.jp/cat7/3794

会社員として働きながら活動するプロボノ集団がつくった「スマート・マタニティマーク」。半透明なピンクのデザインが可愛らしいけど優秀なIoTです。
一般社団法人PLAYERSを主宰されているタキザワさんから、「『超福祉展』に出てるよ〜!」とお声がけいただき、チラ見してきましたよ!
前回取材した際には「今後妊婦さん以外にも広げていきます」とのことでしたが、今どうなっているのでしょうか?

こちらは渋谷ヒカリエ。超福祉展は2018年11月7日(水)〜13日(火)までヒカリエ始め渋谷区の各所で開催されたイベントです。
「超福祉」とは、従来の「福祉」のイメージである「ゼロ以下のマイナスである『かわいそうな人たち』をゼロに引き上げようとする」のではなく、「全員がゼロ以上の地点にいて、混ざり合っている」ことを当たり前とする考え方。ハンディキャップがある人=障害者が、健常者よりも「カッコイイ」「カワイイ」「ヤバイ」と憧れられるような未来を目指し、「意識のバリア」を「憧れ」へ転換させる心のバリアフリーを目指しているとのこと。

「障害のある人がヤバい、かっこいい!」っていいですね!
会場ではその名の通りかっこよくてびっくりするようなアイデアのものがたくさん!

「タッチ・ザ・サウンド・ピクニック」

これは音を振動で感じることができる機械。
耳の不自由な人は、文字や手話での情報伝達はできますが、「盛り上がってる」「ドッとウケた」みたいな雰囲気を感じることができないんですよね。
これを持っていれば、周囲のざわざわした感じや観客の反応を体感できる! これ持ってみんなでウェーイってやりたいです!

Body Sharing Robot "NIN_NIN"

またこちら、マネキンの肩に乗っているこの子、ピカチュウではありませんよ!「NIN_NIN」という「ボディシェアリング」ができるIoTです。
例えば目の不自由な人がNIN_NINを肩につけて外出すると、自宅でNIN_NINからの景色を確認できます。
通信もできるので、周囲の情報を伝えてもらいながら目的地まで行くことができます。
これがボディシェアリング!! 遠隔版二人羽織的な!! 外出が安心で楽しくなるだろうな。

さらにおなじみ車いすもめっちゃかっこいい〜!

うちの長男(現在8歳)が小さい頃、地下街を疾走する車いすを見て「かっこいー!」と走って付いていったことを思い出しました。 車いすとか義足とか、かっこいいんですよねほんとに。車や自転車を選ぶような気持ちで車いすを選ぶ時代、来てますね。

もはやマタニティマークではない! 進化した「やさしさIoT」

そのほかにもトークセッションが開催されるなど見所が多すぎてなかなかたどり着けませんでしたが、やっと見つけましたよ! PLAYERSのタキザワさーん!

ご無沙汰してまーす

さてさて、マタニティマークはどこですか? あ、いたいた!

うむうむ、相変わらず良い面構えです。しかし周りを見渡してみると……。

どどーん

なんかめっちゃ展開してませんか? なんでしょうかこれらは?

タキザワさん「以前は妊婦さん向けのサービスだったのですが、今は&HAND(アンドハンド)プロジェクトとして、目や耳の不自由な人、車いすの人など、あらゆるハンディキャップを持つ人を全方位的にサポートできるように広げています。それぞれ色々な企業さんにご協力いただいて、実証実験などをしている段階です」

1年で増えすぎでしょー!!!
しかもこれ相変わらず本業とは別のところでやっているそうです。超人なのかな?

タキザワさん「実証実験の段階では、さまざまな人の協力が必要です。超福祉展に来場されるような意識のある方だけでなく、福祉や障害に触れる機会の少ない人たちにも、より身近に感じてもらえるように、こんなキャラクターを作りました。それぞれが個性あるキャラクターで、一般の人にも『可愛い!これなんだろう?』と興味を持ってもらいたいなと」

キャラクターは全部で12種類。ハンディキャップを持ちながらもそれ以上の特性や能力がある

なんだかスマートマタニティマークの柔らかさ、優しさがそのままキャラクターになったような、ほんわかした子たち。愛せる……。

タキザワさんそしてこれが新作のVIBLO by &HAND です!!

新作まであんのかーい。せっかくなので聞きましょう。これはなんでしょう?

タキザワさん「点字ブロックって町中にありますよね? 歩道や駅のホームにあるあの黄色いやつです。そこにこの発信機を仕込むことで、目の不自由な人を声で道案内をしてくれるんです!」

タキザワさん「目の不自由な人って、地図を見て位置関係や道のりを確認することができないので、自分が行ったことのある場所だけ頭の中に地図ができていくらしいんです。ドラクエのダンジョンみたいな。でも彼らがもっと自由に行きたいところに行けるようになるにはどうすればいいんだろうと考えました。
自宅のスマートスピーカーで目的地を設定し、ルート上の点字ブロックに近づくと、 点字ブロックに内蔵された発信機からLINEにメッセージが届きます。それをLINEの読み上げに対応したイヤホンで聞けば、スマホを触らなくても声で道案内をしてくれるんです。スマートスピーカーから現在の位置を確認できるので、自宅で待つ家族も安心です」

目の不自由な人の脳内地図が、点字ブロックを通じて延々と広がる。世界がぐーっと広がっていく感覚なのかもしれません。
そして既にインフラとして存在している点字ブロックなら、新しく場所を探したりお店にかけあう必要もない。理想だけではない、実現可能性を感じるプランに感動です。

福祉を楽しくかっこよく、が体験できたイベントでした。
タキザワさん率いる一般社団法人PLAYERSの皆さん、超福祉展の方々、ありがとうございました!


一般社団法人PLAYERSさんでは、実証実験等にご協力いただけるサポーターの方を募集しています!まずはLINEで[ @and-chan ]を検索、もしくはQRコードから「&ちゃん」と友だち登録をお願いします!

&HAND https://www.andhand-project.com/
超福祉展 http://www.peopledesign.or.jp/fukushi/

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