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逢ってきました、「ランドロイド」! 世界初の全自動衣類折りたたみ機はやっぱり凄かった。

平原 礼奈 │ 2016.10.21

人だかりで「ランドロイド」が見えない!!

こんにちは。maze研のひらばるです。 先日公開した、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社さんの全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」の記事、すごい反響でした! 一つ心残りだったのは、取材時、本物「ランドロイド」にお目にかかれなかったこと。ところが1か月も経たないうちに、記事にも出演してくださった敏腕販売促進部の星田さんより「CEATEC JAPAN2016(家電展示会)にてランドロイドを出展するので見に来ませんか?」とのお誘いが! せっかくなので、maze研FBページで有志を募り、10月6日に「mazecozeランドロイド隊」として取材してきました!
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人、人、人!!!
私たちがブースに着いたのは、「ランドロイド」のデモンストレーションがまさに始まろうとしているとき。夢にまで見た「ランドロイド」が3台も集結していました!500人はゆうに超えるであろう人だかりで、ランドロイドの上のほうとモニター画面を見るのが精一杯という状況。心を鎮めるべくMCの話に耳を傾けると、前回は解禁されていなかった情報が続々とあらわになっていき、やばい、大興奮です!

ここがすごいよ「ランドロイド」勝手に4選!

1:知性を持ったロボットでした 人工知能が搭載された「ランドロイド」。一度たたんだ衣類をデータベースに蓄積し、学習しながら家族の衣類を仕分けるようになるのだとか。ランドロイドのソフトウェアはクラウドでつながって随時アップデートされるため、いつでも最新機能の体験が可能。「ランドロイド」は家電ではなくロボットだったのですね!
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投入ボックスにごっちゃりといれられる衣類
2:中で何が行われているかわかっちゃいました! 「ランドロイド」は画像解析×AI(人工知能)×ロボティクスの集合体。たたまれる前の衣類が投入ボックスに放り込まれた後、中では「ロボットアームが衣類をピックアップする→広げる→認識する→たたむ→仕分けする→上に積み上げる」などの動作が全自動で行われているのだそう!
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たたまれた衣類が上の棚に!
3:「ランドロイド」を買う=オーナーになるという発想 「ランドロイド」は、より良い時間、空間の使い方と、新しい生活習慣という価値をもたらしてくれるもの。「ランドロイド」のオーナーになり、専用アプリケーションをスマホで操作しながら「ランドロイド」を自在に操る過ごす日々を「ランドロイドライフ」というそうです。これ、そのうち辞書に載るやつでないですか?
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美しくたたまれたタオル!
4:いよいよ来年、手に入るらしい 「ランドロイド」は、2017年3月に予約販売を開始し、2017年度中に順次出荷されるのだそう。ただし生産台数と反比例するため、初期の金額は期待を裏切るくらい高くなってしまうとのこと。まずはセレブの人、たくさん買ってください!

ふたたび阪根社長にインタビュー!

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ノリノリでポーズをとってくれた阪根社長!
デモンストレーションが終わり、それぞれ放心状態になっていると、前回取材させていただいた阪根信一社長が颯爽と登場です。みな我先ににじり寄り、思い思いに感動を伝え、聞き上手の阪根社長を前に、話が止まらなくなっている……。
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ハウスメーカー勤務の知人もmazecozeランドロイド隊に参加!
阪根社長に少しインタビューする時間をいただき、それぞれ聞きたいことを聞いてみましたよ!

mazecozeランドロイド隊インタビュー

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真ん中に、ややお疲れぎみの星田さん
-CEATEC JAPANでの反応はいかがですか? 阪根社長:昨年参加したときは世界初公開とあって「えっ!そんなバカなことをやっている奴がいるのか!」という反応でバーッと広まったのですが、今回二回目にもかかわらず、こんなに人が集まっていることに驚いています。 -「ランドロイド」の中で何が起こっているのか、より詳しく公開されていましたね! 阪根社長:見せたくない技術側とのせめぎ合いでしたが、外から見たらただの箱なので、ある程度は理解してもらわないといけないよね、ということで。 -来年の販売の際の金額は、ズバリいくらですか? 阪根社長:金額もまだディスカッションの真最中なんです。 -私たちにも手が伸びますか? 阪根社長:皆さまでしたら余裕だと思います笑 初期はどうしても高くなってしまうのですが、将来的には、洗濯乾燥機との一体型を30万円以内にしたいと思っています。何年後にたどり着くかは売れ行き次第なのですが、数さえ出れば実現可能です! -大きさは今のままですか? マンションではちょっと無理かも。 阪根社長:2周りくらいコンパクトにできればと思っています。まだまだ詰めれらる余地はあるので、これからも検討していきます。たとえばリビングに置くという考え方もありかもしれません。 -音量はどのくらいですか? 30デシベル(エアコンの音ぐらい)が目標です。今はまだそこにたどり着いていませんが、寝室以外では気にならないレベルにはなっているんですよ。 -ランドロイドってロボットだったのですね! 開発初期からその構想で進めてきました。どこまでの情報をどう公表するのかというところで、今回はランドロイドがロボットであることをお伝えできることになりました。 とここで、次のデモンストレーションの時間に。前回、「妻には早く持ってこいと言われています」とおっしゃっていた阪根社長。最後に、「奥様はこの盛り上がりにどのような反応を示されていますか?」と聞きましたところ「まだか、と言われています」とのことでした!阪根社長、お忙しい中で、あたたかく対応くださりありがとうございました! 2度目のデモンストレーションで「ランドロイド」がピシッとたたんだTシャツとタオルを間近に見て、本当に夢があるなぁ、としみじみ。自分が「ランドロイド」オーナーになった未来を妄想してしまいました。手に入る日が楽しみでなりません。セブンドリーマーズの皆さま、今回もありがとうございました!
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ステージ前で、恒例の集合写真!
こちらのリンクから、「ランドロイド」のデモンストレーション動画をご覧いただけます(mazecoze初のライブ中継!) (取材:mazecozeランドロイド隊・文:ひらばるれな)
【我が社のmaze道〜セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社編〜】 第1回:新しい家事時代の幕開け。世界初、全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」がいよいよ始動! 第2回:“世の中にないモノを創り出す技術集団”は、想像以上にまぜこぜだった!
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社
研究員プロフィール:平原 礼奈

mazecoze研究所代表
手話通訳士
「ダイバーシティから生まれる価値」をテーマに企画立案からプロジェクト運営、ファシリテーション、コーディネートまで行う。
人材教育の会社で障害者雇用促進、ユニバーサルデザインなどの研修企画・講師・書籍編集に携わった後に独立。現在多様性×芸術文化・食・情報・人材開発・テクノロジーなど様々なプロジェクトに参画&推進中。

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