祝200記事! mazecoze研究所のテーマランキング!
祝200記事! 振り返ってみました
こんにちは。mazecoze研究所です。
2015年12月にスタートした、ダイバーシティなカルチャーマガジン mazecoze研究所。
先日、記事数が200を超えましたー!
取材やいろいろな連携を通して、たくさんの方のダイバーシティの視点にふれさせていただきました。
「いやー、200、すごい、よかった、引き続き楽しくやろー!」とさっと済まそうとしましたところ。
「あのー、せっかくの機会なので、これまでの記事のテーマを整理してみては? この多様で幅広い視点こそがmazecozeの価値だと思うんです」という一声が。
ソーシャル&ローカルデザインのプランニングからプロデュース、クリエイティブ、PRまで一貫して行う超敏腕プロデューサーで、この6月よりmazecoze研究所に研究員としても参画してださった福留千晴さんです。
mazecoze研究所の活動には、「あなただけの自由」を応援するため、ダイバーシティの知恵や視点を集めて発信するという目的があり、取材は常にそこに照らし合わせ企画しています。
mazecoze研究所のコンセプト↓
早速、記事のテーマを分類して、テーマごとの記事数を数えてみることにしました。
テーマを細分化し過ぎても方向性が見えにくくなるので、今回はシンプルにカテゴリ分けして、「複数選択なし! 大きく分けたらこっちかなという感覚で分類!」という方針でざっくりと。
ダイバーシティ&インクルージョン/生き方/働き方/多様な連携/エンターテインメント/コミュニティデザイン/ソーシャルデザイン/家族/子育て、教育/グローバル/地域、ローカル/食/テクノロジー/農業/科学/歴史/アート/寄付・応援
前編・後編に分かれている記事も、前編では地域の話なのに、後編では食の話題になってたりと越境展開が多いため、それぞれ1記事としてカウントしました。
不慣れなExcelをちくちくやって、出てきた結果は。
順位をつけることに意味はないのですが、なんとなくランキング形式で発表します!
発表! maze研テーマランキング
2020年6月10日現在の結果は……
1位
ダイバーシティ&インクルージョン……30記事
多様な特性(障害、HSP、SOGI……)、D&I推進の取り組み、福祉、ユニバーサルデザインなど
2位
テクノロジー、IT 、IOT、ガジェット……29記事
SeeingAI、Bmapsなどのアプリから、スマートマタニティマーク、mamaroなどのプロダクト、シビックテックといったしくみまで!
3位
エンターテインメント……19記事
SDGsカードゲーム、アナログカードゲーム、UD漫才など
4位
生き方……18記事
移住、職住近接、ミニマルライフなど
5位
働き方、キャリア……15記事
ワークシェアリング、働き方の多様性、生涯現役など
6位
子育て、教育……15記事
Steam教育、子連れ世界旅、たたかない子育て、戦略的ほったらかし育児など
7位
コミュニティデザイン……13記事
地方創生、地域通貨、住み語り、多様なシェアの形など
8位
食……10記事
生産者めぐり、未来の食卓など。煎り酒部の活動も
9位
地域、ローカル……9記事
「だれでもクリエイティブ」シリーズ、ローカルレポートなど
10位
科学……7記事
「井手先生の脳科学最前線」シリーズなど
その後、多かった順に、
●家族……6記事
スーパー主夫、夫婦の家計管理など
●ソーシャルデザイン……4記事
ソーシャルデザインプロジェクト、しくみづくりなど
●農業……4記事
自然栽培、農哲学、ファミ農など
●寄付・応援……4記事
ヘアドネーション、クラウドファンディングなど
●グローバル……4記事
「突撃隣の外国人」シリーズなど
●あたらしい連携……3記事
農福連携、チョコレート×福祉、オーガニック×ジャンクなど
●歴史……3記事
縄文時代、土偶、職人など
●アート……3記事
アウトサイダーアート、ダンス、ソーシャルサーカスなど
●mazecozeからのお知らせ……4記事
計200記事!
ダイバーシティ&インクルージョンが一番多い30記事でしたー!
このテーマの中に、さらに細かく分類できる多様なテーマがまるっと入っているので、インクルージョンしすぎたよねっていうのはあります。ここをさらに細かく分類していっても見えてくることがありそうです。
驚いたのは、テクノロジーをテーマにした記事が29記事と、次に多かったことです。
「サイエンスやテクノロジーが、ダイバーシティを拡張する」という、いまの時代が反映されているなぁと。
これから「科学」をテーマとする記事もさらに増えていく予定です。
今回、共生社会、サステナブル、イノベーション、クリエイティブといったキーワードは、あえてテーマに入れませんでした。
ほぼすべての取り組みに、共生社会にむけた決意や優しさや課題意識を感じたからです。
そしてみなさん持続可能で革新的であるために、それぞれのクリエイティビティを発揮しながら取り組みを推進されていて。
mazecozeが取り上げさせていただくすべての活動のベースに上記のキーワードが流れていると感じました。
活動をスタートして5年目になりますが、どの記事を読んでも、取材したときの場面がありありと目に浮かびます。みなさんの熱量は刺激的で感動的で、心の底から楽しかったです!
ずっと「取材は最高に心動かされる体験で、自分だけで味わうのはもったいない」と思ってきたのですが、記事を読んでくださる方にも取材に参加していただける企画をいま進めているので、もうすぐご案内できればと思います^^
問いを立てる答えのないメディア
今回、テーマの整理をしてみることで、mazecoze研究所の思考やありたい姿が浮かび上がってきたように思います。
「mazecoze研究所って、メディアとしての役割=問いを投げかけることを担っている唯一無二の答えのないメディアですよね」と福留さん。
たしかに、この場から発信しているのは、お役立ち情報や何かの答えといったものではないのですが、mazecoze研究所に、未来を拓くダイバーシティの知恵が集まっているとたしかに感じるのは、それは答えではなく、多様な視点や問いそのものだったんだなぁと思いました。
現状、月に4記事ほどの記事をつくる小さなメディアですが、ありがたいことに、テーマによってはとてもたくさんの方に読んでいただいています。
逆にびっくりするくらい読まれていない(笑)記事もあります。狭く深いテーマを探究する方を追っていく内容などは特に、コアな読者の方が読んでくださっている実感があります。
もちろんたくさんの人に読んでいただけたらうれしいのですが、このアンバランスさがmazecozeっぽくて楽しいなと思っています。
おもしろいことがあれば西へ東へ、mazecoze研究所はダイバーシティから文化を生み出すプラットフォームでありたいです。
ダイバーシティなカルチャーマガジン mazecoze研究所を、これからもよろしくお願いいたします^^