English

第5回:実践!これがわが家のアプリ家計マネジメント

mazecoze研究所 │ 2016.08.19

家計簿アプリZaimにどっぷりはまって、ついにはスタッフになってしまった綿島琴美です。このコラムでは、結婚を機にお金のことを考え始めた夫婦のアレコレをご紹介しています。

Zaimに出会うまでのわたしたちの道のり

第1回:夫婦の役割分担、明確さとゆるさがキモ!
第2回:“きちんとした家計簿”、それは大きな落とし穴
第3回:家計簿のストレスはこんなところにも!? まさかのアレが……
第4回:夫婦の分担は、ゆるく、時にはまぜこぜに!!

わが家のお金の流れをおさらい

家計簿アプリを導入したわたしたち夫婦。「家計管理の主担当」はわたしのままで、部分的に夫と協力を仰ぐかたちでアプリを使ってお金管理をする日々が始まりました。と、その前にわが家の家計管理の基本的なしくみをここでご紹介させていただきます!

わたしたちは共働き。入ってくるお金(収入)も二口あります。考え方として、わが家はこれをまずはひとまとめ。夫が頑張って稼いだお金も、わたしの日々の勤めで稼いだお金もすべて「ふたりのお金」として合算します。そこからまず差っ引いてしまうのが【貯蓄・おこづかい】です。まずはこれをキープした上で、残りのお金で生活費をやりくり。毎月の家計管理としては【住居費・生活費などなど】だけをチェックする、ということにしています。( ちなみにわが家のおこづかい制にはかなりこだわりがあるので、こちらもまた別の機会にご紹介できれば…!)

家計簿アプリでのお金管理

ということで、わたしや夫の趣味や交際費などおこづかいの管理はそれぞれで。家計簿アプリで管理したのは、共通の費用となる【 住居費・生活費などなど】。ざっくりとした使い方はこのふたとおりです。

① 基本的には家族カードを使用して、アプリの「クレジットカード」に金額登録
② どちらかが現金で支払った時、「◯◯の財布」から支出として金額登録

※画面はすべてイメージです

img_02

Zaimではそれぞれの支出元を登録できます

特に家族財布などは用意していないので、共通支払い用の現金などはありません。それぞれが自分のお財布から持ちだしで支払いをしてしまいます。その金額は月末〆で翌月キャッシュバックする方式。

つまりこれ、会社の経費精算とおなじような考え方と言ってしまえばわかりやすいかもしれません。会社のために備品を購入した時、精算申請しておけば後から振り込まれる、その仕組みをそのまま家庭に導入しているイメージです。

このしくみの何よりのメリットとしては、記録漏れがほとんどなくなること!きちんと入力しておかなければ、自分のおこづかいが減ってしまう!というリスクがあると、ものすごく記録が前向きになります…。

スマホのアプリツールだと、家計はぐっと身近になる

家計簿アプリを使ってみて感じた最大のメリットとしては、やはり計算が自動なこと。計算式を自分で組んでいた Excel とは数字の正確性とその信頼度がまったく変わりました。カテゴリのカスタマイズも気になればすぐに行えるし、過去も未来も一括反映。自分にぴったりの家計簿にどんどん変えていくことが出来る快適さがあります。

img_03

カテゴリ名や色使いも好きにカスタマイズできて楽しい

また、履歴もさっと確認できることや項目ごとのグラフをささっと切り替えて確認できるも気持ちいい。データ好きな夫も手元の操作で簡単に分析できるので関心が高まる!これは特に良かったことのひとつでした。

img_04

決まった固定費は繰り返し設定で自動登録

パソコン上の Excel で管理していた時とは違って、家計のブラックボックス感がほとんどありません。そのおかげで、家計に対してとってもオープンな空気が流れるので、高額な買い物の相談や毎月の支出の変動もさらっとお互いに口にする機会が増えました。

振り返ってみると、 Zaim によって日々のお金の使い方がぐっと身近なものになったなあとつくづく感じます。『いつでも、どこでも、それぞれが家計に触れられる』という機会そのものが、私たちのお金に対する心のもち方をぐっと変えるきっかけになったのだと思います。

綿島琴美(わたじま ことみ)

1982年生まれ。家計プランナー。 金融機関との自動連携機能を備えた日本最大級の家計簿アプリサービス Zaim にて、ユーザーへの家計サポートを行う。
個別相談やワークショップを通して、一人一人のライフスタイルに合った家計の仕組みづくりを提案。
初の監修本『Zaimのシンプル家計術』(ナチュラルライフ編集部編、税込み842円)が学研プラスより好評発売中。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。
家計簿アプリサービス Zaim

ページトップへ戻る