Vol.6:True Colors CARAVAN in Sapporoレポート!
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※この記事は、mazecoze研究所が「True Colors CARAVAN」広報チームとして企画制作した“マガジン”を、当メディアにも転載するものです。True Colors CARAVANの開催と連動して随時連載いたします。
Vol.5:True Colors CARAVAN in Sapporoレポート! ▶︎▶︎この記事
Sapporo/CARAVANの中間地点で、スタッフの声を集めました
目次
札幌は、大雨のTrue Colors CARAVANでした
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こんにちは。True Colors CARAVAN広報チームの平原です。
2022年7月17日(日)に、True Colors CARAVAN(以降CARAVAN)は全国キャラバン第三弾開催都市、札幌へと降り立ちました。
この札幌が、CARAVANのちょうど真ん中、旅の中間地点です。
4月の東京での出発式から名古屋、広島と晴れたのですが、今回は初めて雨が激しく降る中での開催となりました。
>>True Colors CARAVAN in Sapporo概要
開幕直前、それぞれの雨模様
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午前9時過ぎ。会場となる札幌市北3条広場「アカプラ」にCARAVAN Performersが集まり、リハーサルがはじまりました。このときはまだ曇り空だったのですが、どんどん雲行きがあやしくなって、11時頃には雨がザーッと。
「ああーっ……」と一瞬うなだれるスタッフたち。しかしそこはイベントのプロ、すぐに雨天時のオペレーションに切り替え、てきぱきと各所調整していきます。
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気づけばみんなレインコートでてるてる坊主みたいになりながら、お客さまのご案内やそれぞれの役割を進めていました。
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テントがあるものの、横降りの雨でステージにはどんどん水が溜まっていきます。パフォーマーが滑らないよう、進行さんたちが手際よくかき出し、本番中もこの作業を繰り返してくれていました。途中からその様子すらパフォーマンスに見えてくる不思議。
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ステージ斜め向かいにある進行テントには、音響さん、リアルタイム日本語字幕、日本語音声ガイドなどの鑑賞サポートを担当するスタッフさんたちが、テントの隙間やモニター越しにステージを見守ります。
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12時過ぎ。足元の悪い中、お客さまが続々と集まって。
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CARAVAN Performersもバスに乗り込み出番を待ちます。ステージ開始までもうあと少し。
雨が降るといろんなことが想像以上に大変で、それでもCARAVANを実現させるためにみんなが同じ方向を向いている、とっても印象的な開幕直前の時間でした。
札幌ステージレポート!
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12時30分。CARAVAN Performers 徳永啓太さんのDJタイムがスタートしました。啓太さんはこの日、進行テントでステージのモニターを見ながらDJをすることに。選曲には「みずいろの雨」も。この状況にぴったんこ。
12時40分。CARAVANバスのクラクションが鳴り、パフォーマンスステージが始まりました。
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まずはHARUKIさんとDAIKIさんが登場!
ヒューマンビートボックスとダンスの息の合ったセッションで、ステージが一気に明るい雰囲気に。DAIKIさんが踊ると水しぶきが上がります。
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バスから降りて傘をさし、客席のみなさんのところに行って挨拶をするかのけんさん。爽やかー。
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濡れたステージの上でも大変な様子を見せず、しなやかに踊るCARAVAN Performers。
今回はSOCIALWORKEEERZよりARISAさんが初参加です。
「これまでNAGAさんTOMOYAさんが作ってきた関係性や環境を大事にして、その責任とプレッシャーも楽しみながら舞台に立ちたいです」とおっしゃっていました。
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雨に濡れながら、情報を届け続けてくださる手話通訳者さん。
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コール&レスポンスからは、札幌で活動するダンサーのSE-YAさん、フリースタイルバスケットボーラーのyu-taさん、ダンスグループgrow↑(グロウ)さんと札幌ラブジャンクスさんもステージへ。2回目のステージではTapkaR(タプカラ)さんも登壇してくれました。
みなさん前日のリハーサルから参加してくださったので、「昨日ぶりー」と笑顔です。
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ショーケースでは、チーム結成5年、チーム力とシンクロ感を大切にダンスコンテストに挑戦し続けてきた「grow↑」の中学3年生ダンサーの3人が、エモーショナルなステージを披露してくれました。
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次のダンスバトルでは、ボールを片手に舞うようなパフォーマンスを披露してくれたyu-taさんが、バトル相手のかんばらさんの手に高速回転バスケットボールを。「おおー!」と会場が湧きます。
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SE-YAさんはステージから降りて雨に打たれながらのバトルパフォーマンス。
今回、ステージに出演する地元キッズダンサーやyu-taさんをつないでくれたのもSE-YAさんです。
「CARAVANのコンセプトが好きで。このイベントは、これからいろんな価値観が形成されていく子どもたちにこそ体験してもらうことが大事だと思って声をかけました」とお話ししてくれました。
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最後はお客さまも一緒にコラボダンス。みなさん傘を片手に体を動かしてくださいました。温かい雰囲気で1回目のパフォーマンスステージが無事に終わりました。
SOCIAL LOCKS! 課外授業。田川さん、独自のギター奏法誕生物語/山之内さん、自分にも他人にも愛をもって!
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13時10分。「SCHOOL OF LOCK!」よりTrue Colors Festival とのコラボレーションコーナSOCIAL LOCKS!の課外授業が始まりました。
今回もパーソナリティーのぺえ教頭と、とーやま委員(遠⼭⼤輔さん)が登場。とーやま委員は札幌市のご出身で、ご実家の住所まで公表していましたよ。ぺえ教頭いわく「おなじみ」とのことです(笑)
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札幌のスペシャルゲストは、「SCHOOL OF LOCK!」女子クラスの元生徒として、今年の3月まで声を届けてきてくれていた、タレントの山之内すずさんです。
ゲストアーティストの田川ヒロアキさんもご登壇。エフエム北海道の森本優アナウンサーの進行でトークが繰り広げられました。
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先日6月9日、ロックの日に誕生日を迎えられた田川さん、なんとギターも披露してくれました。「めちゃくちゃかっこいいですね。こんな近くで演奏を聴いたのは初めてです」と喜ぶ山之内さん。
トークでは、田川さんがギターのネックを逆から持ち、ピアノのような独自の演奏スタイルを生み出したきっかけのお話に。
「小学校3年くらいのときに、ギターをやりたいなと思って。でも、ギターを弾く姿が私には見えないから、後にも先にも人がどうやってギターを弾くか見たことがないんですね。それで床の上に琴みたいにギターを置いて弾いたのがきっかけでした。
中学校になったときにロックバンドに入りたいなと思って、でも、床の上に置いてはどうやらバンドに入れないらしいと。自分で工夫してストラップを買ってきて、膝の上に置くスタイルから、だんだん立って弾くというスタイルになっていきました。
中学校2年の文化祭で初めて人前でギターを弾いたときに、“田川、それ手の向きが逆だ”と弱視の友だちに言われて“あっ反対なんだ!”って。もう普通の弾き方ができなくなっていて、今もそのままです。先入観なく、間違ったところから始まったという感じですね」と田川さん。
超高速プレーからメロディアスなフレーズまで奏でる田川さんのギタースタイルは、そうやって確立されていったのですね。
その後、SOCIAL LOCKS! に寄せられた「点字ブロックは、視覚障害者の方にとって命綱ですが、その上に自転車を停めたり荷物を置く人がいます。少しでもいいから理解して寄り添ってほしいです」という生徒(リスナー)からのメッセージも紹介されました。
ぺえ教頭は、ご自身の車いす生活の体験から「道がふさがっていることとか、段差とか、坂道とか、こんな大変で不便だっていうのを、自分が味わってやっと痛感した」とコメント。
田川さんも「私は両目とも光も見えないので、点字ブロックは命綱です。上にものが置いてあることが多くて、私もそば屋さんの出前の自転車にぶつかってそばを全部倒しちゃったことや、トラックの荷台が上にあって白杖にも当たらず、顔にぶつかったことがありました。結構、危ない目には遭っていて、こういうことも伝えていきたいなと思っています」とご自身の体験を話してくれました。
さらに、これはとっても大切な視点を教えていただいたなと思ったのが、田川さんの
「最近声がけ運動というのが増えて、うれしいなと思うんですけれど、感覚を研ぎ澄まし周りの音や風や空気を感じながら歩いているときに声をかけられると、方向を見失ってしまうこともあります。ゆっくりでもすいすい歩けているときには見守っていただけるとうれしいですね。明らかに困っている様子だったら、声をかけていただけると、本当にあたたかな心をいただけたなとうれしい気持ちになります」というメッセージでした。
ぺえ教頭からの「困っているときはサインのようなものがあるんですか?」という質問には、「私は白杖を上に掲げるようにしています」と田川さん。
山之内さんも「声をかけるときっていきなり触れてしまったらびっくりされるかなと。どういうふうに声をかけたらいいでしょうか」と聞くと、田川さんは「人それぞれかもしれないですけど、遠くから少しずつ近づきながら声をかけていただいたり、肩をトントンと叩いてもらうと、呼んでくださっていると思いますね。緊急事態のときにはなんとか体を止めなくてはいけないので、あまり考えなくてもいいのかなと。どういう形であれ声をかけていただいたらうれしいです」と丁寧に答えてくれていました。
「このお話を、ここにいる皆さん、そしてその友達とか家族に伝えてほしいですよね」と、とーやま委員。
出演のみなさんによる恒例の黒板メッセージはこちら!
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田川 ヒロアキさん
“練習しなければ上手くならない
→練習すれば上手くなる”
「前者には否定文が2つ入っています。後半は練習すればうまくなるというポジティブな言葉になっています。私にとっては後者のほうが、未来的な言葉で好きです」
山之内すずさん
“自分にも他人にも愛を持って!!”
「少しずつ、周りに気を配って愛をもって世界を見てみれば、変わることってたくさんあるんじゃないかなって思います。自分のことを愛せる余裕がないと、人のことを愛せる余裕もなかなか出てこないと思うので、何よりも自分を大事に。その次に自分の周りを大事に。その次にもっと広い、もっとたくさんの人を大事に。いろんな人に愛をもっていけば、世界はもっと良くなるんじゃないかなと私は信じています」
ぺえ教頭
“心穏やかに”
「今、周りを見渡しても暗いニュースが続いて、何を目的に何の光に向かって歩けばいいか分からない世の中や時代の中で、きれいごとに聞こえるかもしれないんですけど。絶対にこれは譲りたくないという魂さえ、自分の中で軸として持っていることができれば、どんなことがあっても心穏やかに過ごすことができるのかなと思います。そうしたら、多様性やいろんな人たちの心や感覚に寄り添うこともできると思うので、みんなでゆっくりと歩んでいければ、生きていければなと、今は思っています」
とーやま委員
“飛び込んで知る、それが答えだ”
「今日、雨が止まない中、それでも皆さんに来ていただいて、田川さんの素敵なギターや点字ブロックのお話や、みんなの言葉を、この場に来たから知ることができたし、それがやっぱり生きている答えだなと思うんです。
なにか行ってみようかな、話してみようかなと思ったら飛び込んでみる。そこで感じたことを大事にしてほしいなという気持ちを込めて、今日の言葉にさせていただきました」
みなさんの言葉がじわじわと染み込むような感覚の中、気づきが盛りだくさんのトークステージは終了しました。
今回、体調を崩され病み上がりだったぺえ教頭。
「ここにいるのも奇跡みたいな状態で。でも必ず、自分がここにいることには意味があるということを信じています」と話してくださいました。いつもCARAVANの旅をご一緒くださりありがとうございます。どうかご自愛ください。
課外授業の様子はSOCIAL LOCKS!レポートもご覧ください!
課外授業終了後、山之内すずさんにインタビュー
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今日は、いつものラジオで話しているようなことを、実際にみなさんのお顔を見ながらお話しできて、不思議な気持ちになりつつとても楽しかったです。
毎回本当に学びがあるなぁと思います。
生徒(リスナー)のみなさんは、SCHOOL OF LOCK! を愛してくださっていると思うので、こういう方たちが聞いてくださっていたんだなと感慨深くて。自分がやらせてもらっていた授業もなにかしら響いていたらいいなとすごく思います。
私はずっと人に対しても自分に対しても愛を持ってと言い続けているのですが、本当にただそれだけなんです。何においても愛を持って、自分の苦手なものに対してもだれかがそれに対して愛を持っていることを忘れずに。
自分自身が無理をしないというのはもちろんのこと、プラスで人に気をつかえる人でありたいなと思うので、愛の溢れる世界というのが、自分にとっては居心地のいい世界だなと思っています。
天まで突き抜けるようなギターサウンド。田川ヒロアキさんゲストパフォーマンスステージ。
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14時30分。田川ヒロアキさんとCARAVAN Performersによる、ゲストパフォーマンスステージです。
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コール&レスポンスでは、独自奏法で奏でる田川さんのギターのリズムに反応してパフォーマーたちが体を動かしレスポンス。みんなとっても楽しそう!
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続く田川さんによるパフォーマンスステージでは、全5曲を披露してくださいました。
1曲目の「Seascape」から2曲目の「Racing Star」は、天にも届くような、空へ突き抜けるようなギターサウンドに、曲のはじまりからずっと鳥肌が……。
こればっかりはぜひ実際に聴いていただきたいなと思い、Twitterチームが動画をアップしていたのでリンクします(期間限定だったらごめんなさい)
3曲目の「Driving Jam」は、CARAVAN Performersダンサーのかのけんさん、テコエ勇聖さん、ヒューマンビートボクサーのHARUKIさんとのコラボです。
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田川さんのPOPな音に合わせて、かのけんさんとテコエさんが、遊びながらおしゃべりしているかのように踊りをかけ合わせるお茶目なステージ。
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途中からHARUKIさんのヒューマンビートボックスが加わって、もう最高でした。お客さまもリズムに合わせてノリノリ!
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4曲目の「Sky」は、東京五輪・パラリンピックに向けて田川さんがアメリカで作詞・作曲した曲です。今日の天気を見通していたかのようなメロディー、そして「大空 見上げて 心の叫びを描けば 降る雨 吹く風 夜明けが 塗り替えてく」という歌詞に、もう胸がいっぱいに……。
田川さんはその後のインタビューでも、「今回Skyを選曲したのはたまたまだったんですけど、タイミング的にもよかったのかなと。空の上に気持ちを表明したいと思うことが私はよくあるのですけど、あの曲自体、雨や晴れ、いろんな空の模様をテーマに描く中で、心のもやもやも天気が全部吹き飛ばしてくれるんじゃないかなと思って作りました」とおっしゃっていました。
最後の曲「ZERO」は、CARAVAN Performersかんばらけんたさんとのコラボです。田川さんとかんばらさんはパラリンピックの開会式でも一緒にパフォーマンスをした仲とのことで、「あのときも雨でしたよね」とかんばらさん(笑)
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疾走感のある曲がはじまると、かんばらさん、ステージ上を車いすで駆け巡る! 車いすから降りて台の上に登ったり、ステージに溜まった水をばしゃばしゃ手で払ったり、ステージから降りて右へ左へ、車いす上で超回転!
雨に打たれながらの激しいパフォーマンスに、葛藤からなにかが突き抜けていくような爽快感を受け取りました。
前日のリハーサルでは「最初はこのCARAVANを形にできるかどうかわからないなか、やっと安定してきて、いまみんながチームになってきた気がします」とコメントしていたかんばらさん。ご本人が一番楽しみながら、田川さんと一緒にみんなを巻き込んでくれるような渾身のステージでした。
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最後は、田川さんとCARAVAN Performersによるコラボダンス。
いつものテーマソングに田川さんの音が加わると、こんなに雰囲気が変わるんだ……と聞き惚れてしまいました。田川さん、素敵なステージをありがとうございました!
田川 ヒロアキさんインタビュー
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True Colors Festival は2019年からの取り組みということで、これからさらに拡がっていくイベントに参加できて光栄でした。
CARAVANはこれまでずっと晴れていたと聞いていますが、そういう意味では、スタッフの方やパフォーマーの方にはきっと忘れられない札幌になったと思うんです。
もちろん晴れるのが一番ですけど、雨でも中止せず開催させていただいて、自分も参加できたことが、スペシャルですごくうれしかったです。
今日は雨の中の激しい思い出ということで、今後も言い伝えになるんじゃないでしょうか。
パフォーマーの方とも共演できて、新たな化学反応が生まれたなと思います。
ダンスの様子は私には見えないのですが、床の振動や気配などでわかる部分があります。たとえばステージの上にはモニタースピーカーがあったりするのですが、それをダンサーが遮ると音の翳りであるんですね。あ、いまかんばらさんが右から左にさーっと動いたなとか、かんばらさんも頑張ってパフォーマンスしてくださっているなとか。
後日マネージャーの美瑞穂とビデオを見返して、ここで手を上げたよとか、ここで回っていたよとか、ダンスの様子を教えてもらうのがまた楽しみで。色々な楽しみがありますね。
ここ10年くらいで、様々な多様性、ジャンルを持った方々が一つのアートを描くことが増えてきた印象があります。今後もそうした機会がどんどん増えてほしい中で、今日この取り組みに参加できて本当に良かったです。
イベントが終わった後にも、街で出会ったときに自然なサポートや助け合いが日常の中でもまぜこぜにうまれて、生きやすい社会になればいいですね。
1度きりではもったいないので、続けて欲しいです。全都道県での開催を目標に、いずれその日がきてほしいなと、今後のCARAVANに期待したいと思います。
最後まで雨! 忘れられない1日に
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16時。この日最後のパフォーマンスステージです。
CARAVAN Performersの乗ったバスの窓には「やばい」って文字が浮き出てる(笑)
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いざステージがはじまると、この華やかな笑顔。
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最後まで心を込めて踊ろうという気持ちが一人ひとりから滲み出ています。すごいなぁ。
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「大人の人やいろんな多様性のある人と一緒に踊るのははじめて。今日楽しみです」とコメントしてくれていた地元パフォーマンスチーム「TapkaR」のキッズダンサーのみなさんも、パワフルなパフォーマンスを披露してくれました。
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バトル、コール&レスポンスと続き、最後は、CARAVAN Performers のリーダーDAIKIさんからのメッセージです。
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DAIKIさん
僕たちは今日3つ目の都市、北海道・札幌に来させていただきました。
僕たちは体、性別、顔、踊り、好きなことも、好きじゃないことも、全部違います。一人一人の違いを見ていただいて、皆様が、自分の中にある種を持って帰っていただいて、それぞれの生活で花を咲かせていただければと思います。
本当に今日は皆さまのおかげで……。ちくしょう! 泣かないって決めてたのに!
僕、最後のコメントで毎回泣いてるんですよ(笑)
雨でやれるのかどうかって不安があったり、身体的に雨の中でやるって本当にきついことですし、簡単な当たり前なことではない中で、どうしたら僕たちパフォーマーができるかっていうのを、最後までCrewのみんなが考えてくれて、環境を整えていただいて。皆様のサポートがあって、僕たちが表現することをやらせていただいています。今日はこの雨で僕たちは花を咲かせているんじゃないかなと思っています。本当に今日はありがとうございました!
種を蒔いて、水をやって、芽が出て、それぞれの花が咲く。それをぎゅっと体感したかのような、忘れられない1日になりました。札幌でご一緒くださったみなさま、ありがとうございました!
CARAVANは次の地、大阪へと向かいます!
歌や音楽、ダンスなど、私たちの身近にあるパフォーミングアーツを通じて、障害・性・世代・⾔語・国籍など、個性豊かな⼈たちと⼀緒に楽しむ「True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭」を、⽇本全国に広げる新たな取り組み「True Colors CARAVAN」。
お次の地は大阪へ!
近畿エリアのみなさま、2022年8月14日(日)にぜひ、遊びにいらしてください。パフォーマーと一緒にCARAVANを盛り上げていただけたらうれしいです。
>True Colors CARAVAN in Osaka詳細
取材・執筆:平原礼奈(True Colors CARAVAN広報チーム)
撮影:鈴江真也
取材日:2022年7月16日、17日
mazecoze研究所代表
編集者・手話通訳士
「ダイバーシティから生まれる価値」をテーマに企画立案からプロジェクト運営、ファシリテーション、コーディネートまで行う。
人材教育の会社で障害者雇用促進、ユニバーサルデザインなどの研修企画・講師・書籍編集に携わった後に独立。現在多様性×芸術文化・食・情報・人材開発・テクノロジーなど様々なプロジェクトに参画&推進中。