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第4回:突撃!となりの外国人
〜こんなにユニークな外国人に日本にいながらにして会えるという話〜

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こんにちは。説法するマルチリンガル、(株)ソーシャライズの中村拓海です。
前回、前々回とちょっとシビアな話が続いたので、今回はコーヒーブレイク的に、最近出会った留学生たちのおもしろネタをお送りします。

人と話すと新しい世界と出会えるし、感情が大きく揺さぶられるので「生きてる!」って感じがする。だから、僕は基本的に人と会うのが大好きで、普段から知人にも「面白い人がいたら紹介して」とお願いしているほどです。この感覚を存分に味わいたいときは海外に行ってしまうのが一番いいのですが、スタートしたばかりのベンチャー社長をしていると、当然そんな時間もありません。
そんなジレンマを一番お手頃に解消する方法は、僕の場合、留学生たち交流することです。彼らの持っている独特の世界観を見たり聞いたりしていると、ちょっとした海外旅行気分まで味わえます。

「折り紙デザイナーになるために日本に来ました」

エジプトから日本に留学中のSさん。

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日本好きのお姉さんの影響を受けたSさんは、来日前からすでに折り紙を始めていたとか

彼女が日本語を学んでいる理由は「折り紙デザイナーになりたい」から。海外で鶴とか手裏剣とかを折ってしょっちゅうドヤ顔を決めている僕としては、この勝負受けて立つほかありません。さぁ、自慢の一品とやらを見せてごらん……。

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折り紙に対する日本人の固定観念を打ち破っております

……なるほど。この独創性では勝負にすらならない。これから、あなたを「折り紙姫」と呼ばせていただきます。
聞くところによると彼女は、アレクサンドリアで開催された折り紙の展覧会(そんなものがあるのか!)に出展したこともある腕前だそうです。折り紙は「日本発祥」の文化ですが、現代の世界で発展させているのはむしろ海外の人たちかもしれないと気付かされました。

秀才を夢中にさせる、日本の「古事記」

続いては、お付き合いの長いパキスタン人のAさん。 カラチ大学で医学を学び、その後オックスフォードでMBAを取得。そして、東京医科歯科大学で医学博士課程を修了した、秀才肌の彼は断言しています。
「“古事記”こそ、私の知的好奇心を最もくすぐる書物だ!」と。
最近日本でも人気の南インド料理レストラン「ダクシン」でディナーを共にしようものなら、彼の講義はもう止まりません。話についていくのもままならない僕は、いつか日本国籍を彼に譲らなければいけない日が来るのでは…という意味不明な不安を抱くのでした。

「日本語には日本人のズルさがいっぱいデスよー」

最後は、インドネシアのC君。彼はかなりの日本語好き。でも、興味のポイントが少し独特です。例えば、
「日本語だと犯罪に“手を染め”て咎められても、“足を洗う”ことで許されますね。反省した振りが上手ですね〜」……なるほど。
「あと、“壊れた”とか“なくなった”とか言いますよね。実際には“壊した”り“なくした”りしてるのに(笑)」……どうも、申し訳ございません。
「こんな日本の言語文化に溶け込みたかったので、留学したんですよ」と言うC君。彼に指摘されると、普段何気なく使っている言葉さえ、少し立ち止まって見つめ直してみようという気になります。

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日本に溶け込みすぎて、もはや日本人にしか見えないC君……

番外編:見る人(国?)が変わると受け止め方も変わる

でも、一方ではこんなエピソードもありました。
日本ではよく議員の謝罪会見がニュースにあがりますが、深々とおじぎする様子を映すニュース動画を見た一部の留学生たちからは以下のような賞賛がありました。
「たくみ! 日本の政治家は不正をした時、あんなに謝って反省するのか。なんて素晴らしい。本当に美しい国だ」
あー、そう見えるんだ……。

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