デフリンピックイヤーに生み出される新しい舞台作品に出演しませんか?|東京文化会館で“舞響詩「田園」”ワークショップ参加者募集中(2025年6月20日まで)

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舞響詩「田園」~踊る、鳴らす、詩う~参加者募集中!
こんにちは。
mazecoze研究所です。
音楽や舞台芸術を通じた参加型の企画を数多く創出している東京文化会館さんから、とっておきのワークショップ情報が届きました。
その名も、“舞響詩(まいきょうし)「田園」 ~踊る、鳴らす、詩う~”。
豪華な講師陣と一緒に、ワークショップを通して練習とコミュニケーションを重ね、11月23日(日・祝)に国立オリンピック記念青少年総合センター の舞台で作品を発表しよう! というプロジェクトです。

自然をこよなく愛したベートーヴェンの交響曲第6番「田園」からインスピレーションを受けた舞台を、異なる3つの表現チームで
音楽の殿堂、東京文化会館さんが主催するとあって、軸になるのはクラシック音楽、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」です。自然をこよなく愛したベートーヴェンが作ったこの音楽からインスピレーションを受けて、新しい舞台作品をつくります。
ワークショップはダンスチーム、打楽器チーム、てことばチームの3つに分かれ、各10名から15名ほどの参加者と一緒に、それぞれの特徴を活かした表現を組み立てていきます。
- ダンスチーム:農民たちの踊りをみんなで考えて、表現しよう!
- 打楽器チーム:自然の中にはどんなリズムがある?身体や楽器を使って風・雨などを表現してみよう!
- てことばチーム:自然から感じるイメージ(鳥のすがた、風のにおい、空のひかり)を手話をベースにした「てことば」で表してみよう!
※各チームの募集要項とスケジュールは、上記のリンクよりご確認いただけます
募集対象は、小学生〜高校生(チームにより異なる)のろう・難聴者のお子さんたち。全てのワークショップに手話通訳が入ります
舞響詩「田園」 は、ろう・難聴のお子さんたちを中心に繰り広げられます。
講師陣にはろう・難聴やCODAのアーティストのみなさんと、東京文化会館のワークショップ・リーダーさんたち。さらにこのプロジェクトのために結成された手話通訳チームがタッグを組み、一丸となって運営されています。
ダンスチームの講師:デフダンサーのMAHOさんと、YUTOさん。
てことばチームの講師:ろう詩人のSasa-Marieさんと、ろう俳優のYumiko Mary Kawaiさん。
打楽器チームの講師:パーカッショニストでCODAの藤井 健さんと、パーカッショニスト・東京文化会館ワークショップ・リーダーの齋藤綾乃さん。
企画・構成・演出・出演:東京文化会館ワークショップ・リーダーの桜井しおりさんと、野口綾子さん
mazecoze研究所の平原もプロジェクトに参加させてもらっているのですが、打ち合わせを重ねるごとに、聞こえる・聞こえないという異なる特性や文化を持ち、音楽との関わり方もそれぞれなメンバーが互いを知り、学び合うことにもつながっていて、体験を通じた知見が積み重なっていることを実感しています。
ここにさらにお子さんたちの感性やエネルギーが加わるのですから……想像するだけでもわくわくします!
舞響詩「田園」 募集要項と申込方法

お申込みは、東京文化会館ウェブサイトから
公式webサイト:https://www.t-bunka.jp/info/27664/
今年2025年の11月に開催される東京2025デフリンピックに向けて、さまざまな文化プログラムが動き出しています。
こうした企画に参加することは、お子さんたちにとっても、もちろん講師や手話通訳者にとっても、きっと一生の宝物になると思います。
一緒に体感してみませんか?
(画像提供:東京文化会館)