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祝・書籍出版! 発達障害当事者ライター 宇樹義子さんの『#発達系女子の明るい人生計画』特集。

maze研コラムニストの宇樹さんがご本を出版!


こんにちは。mazecoze研究所のひらばるです。
新しくはじまりました “mazecozeダイバーシティニュース”では、多方面に視野を広げ深めてくれる旬なニュースをお届けしてまいります!

第1弾は、mazecoze研究所のコラムニストとしてもご活躍の、発達障害当事者ライター 宇樹義子さん大特集です!

宇樹さん お写真での登場は初めて^^


30歳を過ぎて高機能自閉症(現在の分類では自閉スペクトラム障害・ASD)と複雑性PTSDの診断を受けた宇樹さん。
大人の発達障害当事者としての体験や、持ち前の情報収集力と行動力で培ってきた知識・知恵をもとに、mazecoze研究所では「発達障害者ってどんな人?」というコラムを連載してくださいました。

これまで約3年のお付き合いの中で、リアル宇樹さんとはまだお会いしたことがありません。コラムを組み立てる中でのやり取りや、折にふれて怒涛のメッセージでお互いの近況や考えていることをシェアする中で、宇樹さんのお人柄や価値観にふれることができていて、こうやって築く関係性のあり方も心地よいなぁと感じています。

#発達系女子 #生きづら系女子 に向けた、宇樹さんの魂の叫び

そして、このたびなんと、宇樹さんがご本を出版されました!


#発達系女子の明るい人生計画 ―ひとりぼっちの発達障害女性、いきなり結婚してみました(河出書房新社)

宇樹さんがまっしぐらに、うなりもがきながらごりごり原稿を執筆されているのは知っていたのですが、完成した本を拝読して、ぐっと迫ってくるものがありました。

冒頭、「この本は、発達障害女性だけでなく、虐待や暴力、いじめなどによるトラウマを抱えた女性、そして、広い意味での生きづらさを抱えるすべての女性に役立ててもらえるだろう、と私は思っています」と宇樹さん。さらに、「この本は全体として、マイクを握りしめて“私もあなたも助けられていいんだーっ!”と訴える暑苦しい演説(笑)のようになっています」とも。

書かれている通り、書籍には、生きづらさを抱える未だ見ぬ同士たちに向けた “生き延びよう”、 “自分の居場所を作ろう”という力強いメッセージと、具体的な行動へと後押しする情報が詰まっています。
執筆過程でこれまで経験した困難さや苦しさや怒りといった感情とまた向かい合ったであろう宇樹さんの、心の底から吐き出された言葉が並ぶ、鬼気迫る凄みを感じます。
「すごくいい。。2回くらい泣いたしドッグイヤーしまくってます」と拙すぎるメッセージを送ったところ「死ぬ思いで書いたので嬉しいです!」と宇樹さん。いやー、すごい。

書籍の内容紹介より引用↓
#発達系女子 が人間生活を乗り切るための、いままでにない実用書

私だって家族をつくりたい

私は一生「おひとりさま」?

誰かと一緒に生きていきたい

そんな生きづらさから解放されるには?

離婚危機三回! 生きるためになんでも試した。人生のどん底から脱出した #発達系女子の人間生活サバイバル術をすべて公開します!

#生きづら系女子 に伝えたい、誰にも左右されない人生を生きるコツも紹介します

あなたは「#生きづら系女子」ではないですか?

✓この人生を生き抜ける気がしない
✓私は幸せになれないと思う
✓自分を「社会のお荷物」だと思う
✓気がいたら一人ぼっちになっていた

ひとつでもあてはまった人には、 この本がきっと役に立ちます!

ひびくー、参考になるーという情報が満載なのですが、一部項目をご紹介すると、

・大人の発達障害とは
・メソッド1 脱出しよう、つながろう
インターネットは私たちの強力なヘルプツール
・メソッド2 「人生の選択権」を取り戻そう
生存戦略のために誰かと暮らす? おおいにけっこう! ―愛ってなんだろう?
・メソッド3「自分磨き」よりも「自分許し」をしよう
「傷つけられていた私」に気づいてみる
・メソッド4 詐欺やカルトから軽やかに逃げよう!
カルトとはなにか?
・メソッド5 自分を癒やし、パワーアップさせる「白魔法」を使おう
私たちの人生は「ブラック仕事」みたいなもの
・巻末資料
つらい環境脱出のための行動フローチャート
つらい環境から脱出したいときの支援機関・制度リスト
ザンネンな支援者・専門家を見抜くためのチェックリスト

などなど、骨太です。私はドッグイヤーが過ぎて、どこが自分の琴線ポイントだったんだか、もはやわからなくなってしまいました。
書籍ではあえて対象者を「女性」に絞っていますが、生きづらさを抱える誰にとっても気づきがある一冊ではないかと思います。
宇樹さんの波乱の(?)半生物語も読みものとして面白い!

ご本人登場! 宇樹さんからのメッセージ!

そしてそして、宇樹さんからもメッセージをいただきましたよー!ご紹介します!

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mazecoze研究所読者のみなさま、こんにちは。宇樹義子です。
ひらばるさんとは数年のおつきあいです。私はまぜ研に寄稿させていただくことを通して、「発達障害当事者として語る」ことを自分の役目と感じるようになりましたし、ひらばるさんから記事の反響をお聞かせいただくたびにとても励まされてきました。今回、このようにまさにまぜ研で初の著書をご紹介いただくのは、しみじみ嬉しいです。
この本では、「基本的に自分の経験した範囲のことしか訴えるべきでない」という遠慮があって「発達系女子・生きづら系女子向け」としましたが、心の底ではずっと、「すべての人の役に立つ本にしたい」という想いがありました。だから、ひらばるさんに「生きづらさを抱える誰にとっても気づきがある」と言っていただけて、著者冥利に尽きる思いです。ひらばるさん、本当にありがとう!
どうぞ、この本を読んでいただき、周囲の方にも広めていただけますと幸いです。いろいろ生きづらい時代ですが、なんとか乗り切っていきましょうね。

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宇樹さん、こちらこそありがとうございます!(泣けるー)

宇樹さんのmazecozeコラムも振り返り!

宇樹さんにコラム「発達障害者ってどんな人?」を連載していただいたのは、2017年の1年間。なのですが、いまでもめちゃくちゃ読まれています。
それほど、いま発達障害について検索されている、情報を探している、困っている人がいるということなんですよね。
発達障害に関連するコラムやエッセイの数は増えましたが、宇樹さんのように自身の体験と、エビデンスや幅広い情報の両輪からしっかり書いて語れる人は、まだまだ貴重なのだなぁと感じます。

本と合わせて、宇樹さんのコラムもぜひぜひご覧ください!
○第1回: 知ってるようで知らない… 発達障害者ってどんな人?

○第2回:あるときは鬼才、あるときはうっかりさん。発達障害の過集中・注意散漫って?

○第3回:みんなと違う世界に生きている… 発達障害者の感覚過敏・感覚鈍麻って?

○第4回:発達障害者が生きる環境は昔と比べてどうなった? 障害と社会の狭間で考える!

○第5回:発達障害者が経験する人生上の苦労とは? 宇樹の実録レポート

○第6回:30年越しで見えてきた事実。発達障害児の通知表 ー宇樹の場合

mazecoze研究所でも、引き続き宇樹さんと情報交換させていただきながら、新しいコンテンツについてもご相談しつつ、これからの時代を一緒に作っていきたいと思っています。
宇樹さん、改めて、本のご出版おめでとうございます!たくさんの人に届きますように!

それでは、今回のダイバーシティニュースはこのへんで!

宇樹義子(そらき・よしこ)

1980年生まれ、千葉県出身。早稲田大学卒。発達障害当事者ライター。 高機能自閉症と複雑性PTSDを抱える。大学入学後、10年ほど実家にひきこもりがちに。30歳で発達障害を自覚するも、心身の調子が悪すぎて支援を求める力も出なかった。追いつめられたところで、幸運にも現在の夫に助け出される。その後発達障害の診断を受け、さまざまな支援を受けながら回復。在宅でライター活動を開始。
2018年、河出書房新社『発達障害の人の「私たちの就活」: 発達障害者の自立・就労を支援する本 3』で紙媒体デビュー。2019年現在、精神医学などについての勉強を重ねつつ、LITALICO仕事ナビなどの福祉系メディアで活動。

公式サイト
Twitter:@decinormal1

書籍情報
『#発達系女子の明るい人生計画 ―ひとりぼっちの発達障害女性、いきなり結婚してみました』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4309249256
著者:宇樹義子
出版社:河出書房新社 (2019/9/20)
ページ数:200ページ


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