東北で見つけたちょっといいモノ
その1:シーパルピア女川〜これからの日本の街のカタチ〜
こんにちは。ほてはまです。
先日公開された私のコラム「勝手に!社長インタビュー」、皆さんご覧になりましたか?ダンボルギーニ今野社長に会いに宮城県の女川まで行ってきましたが、せっかくなのでついでに女川・石巻エリアをぐるぐるーっと見てまいりました。東日本大震災から5年半、被災地やそこに暮らす人々はどんな様子なのか、ご報告しちゃいます!
シーパルピア女川
新しくなった女川駅舎に感動!
実は私、震災直後はちょくちょく石巻に通っていたのですが、今回はなんと2年ぶりの訪問!街がどのように変化しているのか、とても楽しみです! まずは最初の目的地、女川へ。東京から女川までに行くには、東北新幹線で仙台へ、そこからJR仙石線に乗って石巻まで行きます。仙石線は津波の被害が大きく、全線開通したのは2015年5月。それまで私たちが石巻方面に行く際は、仙台から高速バスに乗らなければいけませんでした。電車だけで石巻に行けるということに、とにかく感激!復旧作業にあたった方々に本当に感謝です。 石巻からは石巻線という電車に乗って30分ほど行くと女川です。石巻線も同じく津波被害が大きく、女川の新駅舎とともに全線開通したのが2015年3月です。 見てください、このキレイな駅舎を〜!ななななんと、足湯もあります。それどころか、駅舎に温浴施設もあるというので驚き! 観光に来た方のためだけではなく、まだ住宅が復興していない住民の方々もくつろいでもらえる場所として設計されたそうです。女川の魅力がぎゅっと詰まった「シーパルピア女川」
駅から目の前を眺めると、まっすぐ続く道の先には青い海が!海までの道に広がるのが「シーパルピア女川」という観光施設です。そう、あのダンボルギーニが展示してあるところでもあります。 観光客向けの飲食店や雑貨屋だけでなく、住民たちが利用できる交流施設や理髪店、郵便局などがあり、観光客も住民も集まる場所となっています。これから宿泊施設もオープンさせるそうで、まだまだ工事が進んでいる様子でした。 女川市は被災地の中でも最も復興が進んでいると言われている街。東日本大震災での津波が海沿いから2キロ以上のところにまで達し、大きな被害を受けましたが、「60歳以上は口出ししない」と決め、就任当初30代だった若手市長の先導で、若者中心にスピーディーな復興が進められています。市が決めた復興の方針は、駅前に生活のための全てを集約させる「コンパクトシティ」。無駄を省いて暮らしやすい街づくりに挑戦しているんですね。少子高齢化が進む日本で、新しい街のあり方を見た気がしました。 お昼は海鮮丼いただきまして、次は石巻に戻ります〜! その2につづく…シーパルピア女川