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東北で見つけたちょっといいモノ その3:日和スタイル〜ファッションを楽しむ新しいカタチ〜

mazecoze研究所 │ 2016.09.23

ほてはまの東北旅シリーズ
不可能を可能にする東北のコワモテ社長〜今野梱包株式会社 今野英樹社長の巻〜
東北で見つけたちょっといいモノ その1:シーパルピア女川
東北で見つけたちょっといいモノ その2:Tree Tree Ishinomaki

コケシ工房のお向かいにも見所が!

ダンボルギーニに続きコケシづくりワークショップを終え、だいぶ満足した一行。しかし、工房を出た私たちの目の前には、なにやら素敵そうな建物があるではないですか!

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ものすごく気になる佇まい!

古民家を改装したこの建物、もともとは「日和キッチン」というカフェ1店舗のみだったのですが、今はお隣には雑貨屋さん、2階には貸し衣装屋さんが併設されている複合ストアになっています!

石巻のゆるキャラを発見!

残念ながらカフェは営業時間外だったので、まずはお隣の雑貨屋さんへ〜。

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お土産にぴったり!

こちらは「東北家族」という、石巻オリジナルキャラクターのお店。カラフルなオリジナル雑貨が並びます。石巻の特産である魚介類がおとぼけキャラになってる〜!

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東北家族の代表でこちらのお店のオーナーでもある塩坂さん

塩坂さんは元々東京で仕事をしていましたが、東日本大震災の発生以来石巻に通うようになり、今では移住してライター活動とお店の運営をされています。「東北家族」のキャラクターの開発をしたのも塩坂さんご本人だそう!お土産に無添加石鹸をゲットして、お次は2階へ!

2階に潜入!

さて、築100年にもなる建物のせま〜い階段を上がると、2階は「日和スタイル」という貸し服屋さんです。

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ところ狭しと並ぶ洋服たち

こちらはみんなで服をシェアするというコンセプトで、全国の「しばらく着る予定はないけど思い入れがあって捨てられない服」を預かっています。展示してある服にはそれぞれの持ち主のプロフィールとこの服への想いが。ただの古着屋や貸し衣装とは違う、想いとともに服をシェアしていくという、これからの服飾文化の先駆けとなるような取り組み。

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服の提供者である「箪笥主」さんのプロフィールが一着ずつ丁寧に付いています

お店の半分はなんとウェディングコーナー!

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手作りのウェディングドレスや小物類も

今までウェディングドレスって、「古着は縁起が悪い」と言われ敬遠されることが多かったと思います。しかし当然ながら、ほとんどの人は一度しか袖を通さないんですよね…。日和スタイルでは、古着は「持ち主の想いや素敵な思い出がつまったもの」というプラスアルファの魅力としているんです。たしかに、素敵な人が想いを込めて作ったドレスをお借りするのって、嬉しいですよね!

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店長の佐々木さん。一着一着丁寧にセンスよく展示していました

そしてこちらのお店では、今後今野梱包さんの段ボールを使ったハンガーが使われるそう!

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こちらは今野梱包さんの段ボールで作ったトルソー

車や銃だけでなくこんなおしゃれアイテムまで作るとは、やるなダンボルギーニ今野さん。でもたしかに丈夫で軽くて店舗のハンガーにはぴったりですね!おそるべし女川・石巻地区の横のつながり…。
しかし、本当の横のつながりを実感するのはこの後であった…。
番外編につづく…


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