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これは、子ども以上に親が変われるメソッド! 〜研究員あべの「かおりメソッド」見聞記〜

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maze研サイトで連載コラムを寄稿してくれている岩田かおりさん。彼女のコラムを読んでいると、「かおりメソッド」って何だろう?と、興味がムクムク湧いてきますよね。とくに子育て真っ最中!なおうちのみなさん、「ホントに“ほったらかし”で子どもがやる気になるの!?」「ガミガミ言わずに子どもが勝手に勉強してくれたら、こっちは苦労しないわい!」と、いろんなベクトルで気になっているのでは?
そんなわけで、研究員のあべがかおりさんのレッスンに実際にうかがってまいりました。うちのムスメ(JK)にはちょーっと手遅れかもしれないけれど、取り入れられることはないかなーと、淡い期待を抱きながら。

子どもが何歳になっても親の悩みはつきない……

この日集まったのは、まさに小学受験を控えている幼稚園児、男子ばかりの3兄弟、第一子はすでに成人などなど、お子さんの構成が非常にばらけた感じの5人のお母さんたちでした。でも、子育ての悩みってやっぱりどんな親でも、何歳の子どもにもつきないんですね。みなさんそれぞれに抱えているものがあり、「かおりさんのホームページやメルマガに希望を見いだしたから」と、参加に至った経緯を話してくれました。平日昼間の開催でしたが、中には会社を休んで受講した人も。

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今回は「ワンデイ・クラス」ということで、かおりメソッドのエッセンス濃縮版な内容。だからこそ、かおりさんの思いや考えも短時間でシンプルに伝わってきました。
maze研コラムにも書かれていたように、「子どもって完全なるほったらかしでは育たない、かといって手をかけすぎると“やらされ感”を感じる生き物」。だから、子どもと適度な距離感を保ちつつ、家の中に戦略を仕掛けることをかおりさんはとにかく勧めています。

“仕掛け”は、好きなアーティストのCDを貸してあげる程度の気配りで

その、ほったらかしすぎない“距離感”と“戦略”とは、要するにこういう感じです。
あなたは、大好きなアーティストのコンサートに親友を連れて行きたいと思っています。実は、友だちはそのアーティストのことをよく知らないのですが、大好きなアーティストなので、親友にも好きになってもらいたい! そのときあなたはどうしますか?

①「とはいえ、私と一緒なら○○ちゃんも楽しんでくれるはず!」と、チケットだけ渡す。
②「これを聞いておけば間違いないから!」と事前にそのアーティストのベスト盤やおすすめ曲も一緒に渡す。

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まぁ、考えるまでもないのですが、親友と二人でコンサートを満喫できるのは、間違いなく②の方ですよね。手取り足取りそのアーティストのバイオグラフィーなり、コンサートでのお作法なりを教えたりしなくても、さりげない気配りをするだけで結果が変わるんです(あんまり熱心すぎると友だちに引かれるかもしれないしw)。
で、実はかおりメソッドもこれと一緒。ベスト盤を手渡す程度の手間と知識を、さりげなーく家の中にちりばめておくかどうかが、子どもを勉強好きにするかどうかの分かれ道になるんです。①のパターンはそうですねぇ、なんの仕掛けもされずにいて、就学してからいきなり九九とか県庁所在地とか覚えさせられる状況と一緒って感じでしょうか。

10歳までの要は「あ、それ知ってる!」をどれだけ作ってあげられるか

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例えば、都道府県名。何県が日本のどのあたりにあるかがわかっていると、未就学児でもニュース番組にアンテナが立ってくるんですって。なんとなく知ってると、子どもは「熊本で地震があったの? 九州だよね!」とか、スーパーで“長野産レタス”みたいなPOPを見て「あ、このレタス、日本の真ん中あたりで作られてたんだね」とか言ってきます。
子どもってちょっとでも知ってることに遭遇するとめちゃくちゃうれしがりますよね。「○○くん、長野県がどこにあるか知ってるんだ!すごいね!」なんてほめられた日にゃ有頂天、ほめられることによって知識は強化されるし、「もっと知りたい(知ってほめられたい!)」という欲にもつながります。さらにこのケースでは、「長野ではレタスを作っている」という知識も付加されます。反対に、知っていなければ無関心、何を見ても何が聞こえてきてもアタマの中の知識と結びつかないのでスルーです。

かおりさんの話を聞いているそばから思いましたが、この差はデカい!
小学校で日本地図を習うのは確か四年生。それまで地理に関する情報をスルー三昧し続ける子どもと、入学前からアンテナが立っていた子どもの知識の隔たりは、下手すりゃ6年分ぐらいという大地溝帯です。残念ながらうちのJK(ムスメ)は完全に前者でした。そして、大学受験を控えている今でも地理は超苦手科目。もう戻れないあの日を思って涙目ですよ、マジで。遺伝かと思ってましたが、育ち方が一緒だっただけですね。

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そもそも、仕掛ける側の親のアタマがカタいわけで……

地理以外にも、九九、歴史上の人物、漢字などの知識の片鱗を持っていると、上記のようにアンテナの立った勉強好きが育つ確率が高くなるとか。
ただしこれ、子どもの中の「あ、知ってる!」「これ見たこと(聞いたこと)ある!」を増やすのがあくまで第一目的。漢字だって「正しい字を10回練習しなさい」なんてナンセンスで、「部首がわかってるとおもしろいよね〜。はい、木ヘンの漢字をたくさん書いた人が勝ち!」って仕掛けた方が、子どもはだんぜん楽しんで覚えていくんです。

———とまぁ、そんなあたりが「かおりメソッド」の超ざっくり概要なんですが、これ、アタマではわかったつもりでも、親が実際に仕掛けるとなると実に難しいんです。子どもによかれと思って、大人はつい「正しい勉強」を教えたくなってしまうし、そもそも勉強を“楽しい”に変換し続けるのって、相当なヤングハートを持っていないとハードです。
で、講座中のワークでその難しさを身をもって実感した後、あべは思い至りました。「もしかしてかおりメソッドって、“勉強の教え方の方法論”以上に、楽しい仕掛けを編みだし続けるマインドセットのことなんじゃない?」と。

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「勉強好きな子」が育つ環境は家族の絆も育つ環境

まずは、親が固まったアタマをほぐすこと。きっとそれがかおりメソッドを実践するための一番のポイント。最初のうちはちょっと慣れないかもしれないけれど、でもこれは、体得するといいことずくめのような気がします。
だって、何でも楽しく変換するマインドがあれば、親自身がポジティブマインドで生きられそうだし、子どもの高さまで目線を下げてあげることで、きっと家族の絆も深まりそう。「将来なりたいものなーんだ?」なんてニュートラルに語り合える親子の間には、「勉強しなさい!」というガミガミは、そもそも出る幕がなさそうだなと納得してしまったのでした。

受講生の皆さん、お邪魔いたしました。
かおりさんのコラムがますます楽しみになりました!(^-^*)
なお、mazecozeサイトで連載中のかおりさんのコラムはこちらからお楽しみください

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キーワード:イベント, 子育て
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