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悩めるお父さんお母さんへ。「PTAを面白がる会」開催しました!【中編】

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【前編】はこちら


まぜ研保手濱です。なかなか気力が持たないお年頃になってきましたので、後編かと思いきや中編です。先日の前編アップ後、「全くイベントとかPTAのこと書いてねー」とお叱りを受けました。すいません。気を引き締めて参ります。

さて、爽やかな風が吹く気持ちのいい金曜の夜、「PTAを面白がる会」スタートです!
まずは主催の唐品さんよりご挨拶と、「PTA」というものの定義を共有し、自由な意見交換タイムへ。

そもそもPTAとは

Parent Teacher Association(任意団体)
歴史:第二次大戦後、 GHQの指示で文部省が設置。
目的:PTAは、児童生徒の健全な成長を図ることを目的とし、親と教師とが協力して、学校及び家庭における教育に関し、理解を深め、その教育の振興につとめ、さらに、児童生徒の校外における生活の指導、地域における教育環境の改善、充実を図るため会員相互の学習、その他必要な活動を行う団体です。
(昭和42年6月23日文部省社会教育審議会報告)

元々は第二次世界大戦後の占領下で、民主主義教育を推し進めるためにGHQが設置を促したものだそうです。
70年以上も前に作られたもののため、暮らし方や働き方が多様化してきた現代にはそぐわない制度が残っているケースがたくさんあり、女性活躍推進法の施行とともに子育中の女性の就労が推進される中、課題として上がってきているのでしょうね。
ポイントとしては、「児童生徒の健全な成長を図ることを目的」としていること。あくまでもPTAは子どものためのものである!ここ忘れないようにしたいですね。

「うちのPTAこんな感じ」意見交換タイムで課題の洗い出し

今回の参加者は現役PTA役員の方から、元小学校教員など様々。それでも出てくるあらゆるお悩みのほとんどは、皆さんが「わかるわかる」と共感できるものでした。それぞれの学校で細かい事情が違うとはいえ、抱えている課題は同じようなものが多いようです。
具体的には、

強制参加である
→法的には強制はできないはずなのですが、説明がないまま入会させられている、ポイント制で仕事が回ってくるなど、実質強制となってしまっていることが多いようでした。
連絡や業務がアナログなまま
→多種多様な職種や経歴の保護者が集まるという性質上、ITスキルにもばらつきがあり、全員が連絡が取れる手段となると、どうしても電話連絡やプリント配布、せいぜいメール連絡になりがち。さらに学校側のインフラもアナログなままだったりするのでなおさらで、そのことが業務の負荷を大きくしているようでした。
上下関係、権威主義
→発足してから数十年経っていることが多い各学校のPTA(単位PTAと呼ばれています)。上下関係に厳しい日本文化だからか、どうしても「エライ人」とそうでない人が内部で生まれているケースが多いみたいです。そのため、先輩の指示に従わないといけなかったり、おかしいと思うことがあっても言える雰囲気ではなかったり、時にはOBへの接待をしないといけないことも。もはや全然子どものためじゃないよ…

これだけ見ると気持ちがどんよりしてきますね…

PTAを超楽しく運営している先輩その1 品川区の杉山錠士さん

簡単には解決できない課題をたくさん出し切ったところで、現在PTA活動を積極的に行なっている先輩方に登壇いただきました。「こんな問題だらけのPTAを楽しくやってるなんて信じられない」という気持ちで、皆さん前のめりで聞き入ります。

まずは品川区の小学校でPTA会長を経て現在顧問を務める杉山錠士さん。本業は放送作家&兼業主夫で、秘密結社 主夫の友という組織を運営されているとか…また気になる人が出て来ちゃったよ…。でも今回は割愛してPTAの話題に集中しましょう。

杉山さんは会長に就任後、すべてのPTA行事や業務が「何のために、誰のために」やっているかを見直して、それが説明できないものはやめるという改革を行ったそうです。その結果、会議などの集まりを授業のある第1、3土曜日にできる限り集中させました。これなら仕事をしている保護者も参加できるので助かりますね!そしてやっている人が出来る限り楽しむことを大切に活動しているとのこと。つい「強制的にやらされる仕事」だと思ってしまいがちなPTAですが、楽しんでやろうと心がけることで多くのことがいい方向に変わっていきそうです。

また、品川区では全37の小学校のPTA会長が年に4回集まるんだとか。他校の情報や課題を共有できることと、良い意味での競争意識が生まれることでどんどん進化していくのかもしれません。

PTAを超楽しく運営している先輩その2 藤沢市の布施太朗さん

次に登壇してくれたのは神奈川県の中学校でPTA会長を務める布施太朗さん。oton+to(オトント)という子育てパパのための情報サイトで編集長をされています。

渋い…

またものすごく気になる方ですが…グッとこらえて割愛します。
お話を伺うと、中学校のPTAはまた状況が違うみたいです。小学校と違って子育てに余裕が出てきた時期のため、積極的に参加してくれる保護者が多いそう。布施さんの中学校でも行事や業務を見直した際、保護者が出場する合唱コンクールへの参加をやめにしようという案が出たのですが、「私、唄いたい!」という声がいくつも上がったため、今も続けられているそうです。子育てでいっぱいいっぱいの時期だと煩わしいと思われそうなものでも、子どもが大きくなると心持ちも変わってくるものなのですね。うちも早く全員中学生になって欲しいと心から思いました。
そして布施さんのPTAでは全てが「自由参加」だそう!ほとんど参加しない保護者もいるけれど、業務は充分に回っているそうです。各家庭の状況はそれぞれなので、参加できるときだけどうぞ、というルールだとグッと気持ちが楽になりますね。「それなら参加してみようかな」という気にもなるかもしれません!

もちろんお二人の例は、たくさんの試行錯誤を経ての結果であり、全ての学校が同じように課題解決していけるわけではありません。でもこうした他校の例を聞くと、「うちの学校でも少しは近づけるかもしれない」と希望を感じることができました。

次回、後編ではいよいよブレストタイムに突入します!
後編はコチラ


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キーワード:イベント, 子育て
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