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【後編】たわしの使い方は自分次第。仕上げまで手作業の『棕櫚(しゅろ)たわし 極〆(きわめ)』

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パームやしを材料とした亀の子束子1号

前回に続き、亀の子束子西尾商店さんでお話をうかがいました。身近なのにどこか遠い存在だったたわしについての意外なエピソードづくめ。今回も長年愛用し続ける方が多い「亀の子束子」の秘密に迫ります。

たわしを上手に使い続けるには? 目からウロコの活用法

手塚 たわしって素材によって使い分けられるし、幅広い用途に使えるんですね。ひとつのたわしを長く使うにはどう手入れすればいいんでしょうか?

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プライベートでは3人のお嬢さんとたわしを生活に取り入れているという広報部課長の石井さん(中央)

広報部石井課長(以下敬称略) 使ったら、水ですすいで乾かし、たまに天日干しするといいんですよ。使える期間は特に定めていませんが、我が家では、キッチンを卒業したたわしはお風呂場へ。次は玄関周りへ、最後は植木鉢の泥落としなどに使ったりしています。「亀の子束子」は耐久性があるので長くお使いいただけますよ。
また、棕櫚たわしの変わった使い方としては、絨毯にからみついたゴミや毛を取り除いたりできます。ひじやかかとの角質ケアやボディマッサージにもおすすめです。

手塚 それはいいですね! キッチン以外でたわしを使う場面って、靴洗いぐらいしか思いつきませんでした。これだけなめらかだったら、使い心地もよさそうですね。

石井 そうですね。決まった使い方がある道具ではないので、お客様が必要な場所で自由にお使いいただければ、それが一番だと私たちは思っています。
次は工場にご案内しましょう。

──本社に隣接する工場で、たわしの仕上げ工程を見せていただくことができました。8人ほどの女性がデスクに向かい、黙々とたわしを片手にハサミを動かしています。私が想像していたようなベルトコンベアや、たわしをカットする型など、特殊な機材は見当たりませんでした。工場を統括している製造部長の関谷さんにたわしの仕上げについてお話をお聞きしました。

天然素材で同じ品質のたわしを作り続けるために。完成までとことん手作り。

手塚 こちらでは、どんな作業をしているんですか?

関谷 他の場所で作られたたわしを検品しながら、飛び出した素材を切りそろえて、形を整えています。締め具合によってたわしの保ちが違ってきますので、この確認作業が品質を左右することを前提に検品しています。

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作業中の関谷さん。大量のたわしを前に、素晴らしい手早さとなめらかさで検品・整形をしていく。

手塚 ほとんど機械らしきものがないんですね! ここは完全に手作業のみですか?

関谷 はい。主にハサミを使って作業していきます。

手塚 たわしのなめらかな形は、何かの機械を使って整えていると思っていました! 一つひとつに手間のかかる作業ですね。

関谷 しっかりと品質チェックしながらの作業なので、機械では難しいですね。毎日何時間もハサミを握りっぱなしになるので、道具によって疲れ具合が変わってきます。

1日中使うものだから、ハサミは大切な道具

手塚 素材が硬めだと、ハサミの切れ味によっては手が痛んだりしそうですね。おすすめのハサミはありますか?

関谷 私が今使っているのは、アルスコーポレーションさんの「クラフトチョキ」というハサミです。 前に使っていたハサミはずっと使っているとやはり指が痛くなってしまったのですが、「このハサミがいいよ」と聞いて使ってみたら、切るのに力がいらないのでとても楽なんです。さらに、握りの部分が少し弾力のある樹脂でできているので当たりが柔らかいです。1日使っていても手に負担が少ないので、今はこれなしでは作業しづらいですね。
見せていただいたハサミを実際に握って動かしてみると、たしかに切れ味のよさそうな刃の開閉具合と、柔軟に指に添ってくれる握り部分が印象的でした。

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動物の毛をトリミングするように、ハサミひとつで大量のたわしがすっきりと刈り込まれていく。

手塚 このハサミはどれぐらいの期間使っているんですか?

関谷 1年以上使っていますね。これだけの期間、1日中使っても切れ味が変わらないのもありがたいです。今のところ手入れいらずですね。

手塚 じゃ、このハサミはおすすめの逸品ということになりますね。

関谷 そうですね! 元は生花用のハサミなので、いろいろな方におすすめできると思います。

手塚 それにしても、西尾商店さんのたわしが特別な機械で作られていないので驚きました! 本当に、とことん職人さんの手作りなんですね。

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亀の子束子西尾商店本社に併設されたショップ前にて。クラシックな外観が、たわしという昔ながらの道具のイメージにもぴったり。

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ショップ内にはさまざまなたわしが陳列されている。手にとって使いみちをイメージするのも楽しい。

(編集後記)
お話を聞いた後に、軽くて丸みを帯びたたわしを改めて手にとってみると、どこか温かみを感じられるような気がしました。我が家のキッチンでも手作りのたわしを使ってみたくなり、手のひらサイズの『棕櫚(しゅろ)たわし 極〆(きわめ)』を本社併設のショップで買って帰りました。
(撮影・荒木 理臣 取材・文:手塚美幸)

亀の子束子西尾商店さんの、私が愛する一品:アルスコーポレーションのハサミ「クラフトチョキ」

0092 今や亀の子束子の仕上げになくてはならない、長時間使い続けても疲れにくく切れ味のよいハサミ。1年以上使っても切れ味が落ちないので重宝しています。グリップに弾力があって、硬めの繊維を切っても手に優しい使い心地です。私たちのヒット商品として、「クラフトチョキ」を推薦します! (関谷さん)

次は「クラフトチョキ」の作り手・アルスコーポレーションさんにバトンをつなぎます!

<商品DATA>
亀の子束子西尾商店

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キーワード:モノ, 企業
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