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第7回:お花見の場所取りってマルチタスクじゃない?

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第6回

こんにちは、アナログゲームマスターのあだち先生です。
今年の桜は随分駆け足で、あっという間に散ってしまいましたが、皆さんはお花見を楽しめましたか?

お花見といえば、実は毎年私にとって欠かせないイベントがあります。
毎年3月31日に、事業創立を祝う「あだちのYEAH!!!お誕生日会」なるもの屋外でやっているんです。つまり、毎年「あだちのYEAH!!!お誕生日会」を桜の木の下で、お花見スタイルでやっているのです。

外で、美味しいお弁当を食べて、ゲームをして、最後にピニャータを叩き割るまでが「あだちのYEAH!!!お誕生日会」です。

そして、3月31日って日付を、曜日気にせず完全固定にしてお誕生日会をするので、平日が多くて…4年目にして、初めての週末にぶち当たりました。
今までは、平日ばかりの開催でしたが、4年目にしてやっとです。

やったー!平日だと来れなかった人たちを呼べるぞーって喜んでいたのも束の間。
ハッと我に返ったのは、そうです、場所取り問題です。
開催地はいつも井の頭公園と決めているのですが、週末の井の頭公園はまじで混んでてヤバいってくらいは、あだち先生だって知っています。(平日でも混んでるのに)

結果から言うと…朝6時に場所取りに行ったのですがダメでした。すんごく甘かった。井の頭公園でも、駅から少し遠い場所だったのに、先に大きなビニールシートを敷いているおじさんがいて…ぐぬぬぬってなってしまいました。

でも、その隣でシートを敷いて、少し覗けば桜満開を見る場所が取れました!ほんで、今回のテーマ。
「お花見の場所取りってマルチタスクじゃない?」
ここからは週末の場所取りを体験した、あだち先生の思ったお話です。

いやー!参った参った場所取り!
久しぶりに肝が冷えてんのに、頭フル回転で熱でそうでしたわー。

毎年、場所取りのプレッシャーは感じてますが、やっぱり週末ってすごい。
ほんでさ、自分が最高責任者だから良かったものの、会社の花見場所取りを上司から命令されたら…もし、あらかじめ予定していた場所が取れなくって、場所変更の連絡を全員にしないといけない?そこから遠く離れた場所に勝手に移動してもよい?その他にも、桜重視にするのか?トイレ近いを重視するのか?いちいち上司に確認取っても「そんなの自分で判断しろー」って怒られてしまうだろうし、場所を見てからでも「なんでこんな場所なんだー」って怒られてしまうだろうしって考えてる間にも、どんどん巨大なブルーシートがあちこちに地面を覆っていくなんて…あぁ〜まるでホラー!

今回の週末花見場所取り体験をしたあだち先生は…
「こんな大変な仕事を新人さんに任せたりしたら可哀相〜この悪しき風習はもう廃止じゃー」なーんてのは絶対思わない!なんなら、がんがん新人さんにやってもらった方がいい!って思うわけです。

この花見場所取りって、とっさの判断が必要になってくると同時に、「朝何時くらいに行こうかなぁ長丁場になりそうだから、防寒と一人で過ごせるように本でも持って行こう」と、見通しも必要になってきます。

みんなが過ごしやすい場所を考えて、シートを敷いて、と一気に色んなことをする必要があるし、まさにマルチタスク!そして、このお花見に参加する皆さんへの心配りが、先ほどの桜重視にするのか、トイレ重視にするのか、って話ですよ。
うーん、これできる人が仕事できるんじゃないか!って思ってきたぞ。

あとさ、いい場所を取れなかった時や、上司や先輩に「なんでこんな所にしたんだよー」って言われた時のメンタルね!ずっと引きずるタイプなのか、「桜ありませんねーすみません!あははは。」って明るく対応できるか(この対応きっと正解ではないでしょうけど…笑)
おぉ〜花見場所取り仕事って、その人の本質が知れる気がますますしてきたぞ。
ってなわけで、できる奴か試される花見場所取りで大活躍する、時間をとにかく潰せるアナログゲームを今日はご紹介します!

『The Game』

2015年ドイツ 、2015年ゲーム大賞最終候補にノミネートされて評価が高いのですが、実際に遊んだ目の肥えたドイツゲーマー人達が口を揃えて「本当に面白い!」と口コミでもむちゃ評価の高いゲームです。

ルールは簡単で、プレイヤー全員で手札の数字カードを場に全部出せたら勝ち、それだけです。
詳しく説明します!

2から99までの数字のカードが1枚ずつあります。

一番最初にプレイヤー全員に手札を配り、ゲームがスタートします。
自分の番になったら、手札から2枚以上カードを場に出して、出した分だけ手札を補充して終わり、それを繰り返すだけです。
補充するための山札が無くなり、そしてプレイヤー全員の手札を場に出しきることができれば全員の勝利です。

ちなみに、みんなの共通の場はこのようになっております。

これは、2より大きい数字を出しなさい。99より小さい数字を出しなさい。という意味。

最初に手札を数枚持ってゲームが始まります。
これは99の次は98を、その次は97を出さなくてはということではなく、99より小さい数ならなんでも構いません。
だからって好きに出せばいいということではなく

もし99の上に54を置いてしまえば、98〜55までの数字カードは出せなくなります。
出せなくなるということは…おっと!ここで、勝利条件を覚えていますか?
手札から数字カードを場に全て出すことでしたよね?
つまりゲームシステムに負けてしまいます。

なるべく丁寧に順序良く数字カードは出したいですよね。
けれど手札がそんな都合よく手札が揃っているわけでもなくて、みんなの共通である場が大荒れするわけです。
ほんで、もしも
「あー34出せるからそれ以上の数字は出さないで」
「じゃあ私98持ってるけど、97あるー?」
って話せば、なんとなくクリアできそうですよね?
そこが大きなポイントです。
なんと、この『TheGame』は、ゲーム中に具体的な数字を言ってはいけません。
数字禁止!
どういうことが起こるのか?

A「この場なんですが、すごく数字が飛びます。どのくらいかって…ミサイルです」
B「えーミサイルって?どのくらい?」
A「ん〜いやミサイルよりも、やっぱりロケットランチャーです。」
全員「なんじゃそれ〜」

こんな感じになります。ならないか!笑
まぁ表現に創意工夫が必要になってくるわけです。

さぁー場所取りもできたし、広いビニールシートの上で何しようか〜ってなった時にこの『The Game』をサッと出して遊んでみてください。
しかもなんと、『The Game』は、遊べる人数が1人から5人までと人数マルチゲーム!なのです。
お花見が始まってからもずっと遊んでしまうくらい面白いのでご注意を!

あだち先生

株式会社あだちのYEAH代表取締役 / アナログゲームマスター
京都出身、1歳男児の母。仕事のご依頼を受けるとド派手なピンクの衣装に身を包みアナログゲームマスター「あだち先生」に変身! 人数や用途に合わせてゲームを選別現場まで持ってルール説明をするアナログゲームのケータリング! その名も「おでかけゲームマスター」として、あちこちのホームパーティーに登場。 近年では、東京おもちゃ美術館などのイベントを始め、企業研修、ブライダルなどアナログゲームを使ったイベントを提案、企画まで行い、 舞浜の商業施設イクスピアリのメインステージでは、アナログゲームを作るワークショプを展開し、のべ1000人を動員。


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キーワード:エンタメ, モノ
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